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リメイク版『クロウ/飛翔伝説』が大コケ…主演はペニーワイズ俳優【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月27日 15時11分

 先週末(8月23日~8月25日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、故ブランドン・リーさん主演のゴススリラー映画『クロウ/飛翔伝説』(1994)をリメイクした『ザ・クロウ(原題) / The Crow』が興行収入464万4,666ドル(約6億7,000万円)しか上げられず、初登場8位と大コケした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)

 恋人と共に残忍に殺された主人公エリックが、生者と死者の世界を横断して復讐に乗り出すさまを描いた本作。エリック役は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズのペニーワイズ役で知られるビル・スカルスガルドが務め、『ゴースト・イン・ザ・シェル』のルパート・サンダーズ監督がメガホンを取った。批評家評価の低さも話題になっていた本作は集客に苦戦し、2,752館で公開されながら8位に沈んだ。

 3,067館で公開された心理スリラー映画『ブリンク・トゥワイス(原題) / Blink Twice』も振るわず、興収730万1,894ドル(約11億円)で4位デビューとなった。女優ゾーイ・クラヴィッツの監督デビュー作で、主演は婚約者でもある俳優のチャニング・テイタムだ。一方、キリスト教系のドラマ『ザ・フォージ(原題) / The Forge』は1,818館での公開で手堅く665万2,671ドル(約10億円)を上げて、5位デビューを果たした。

 1位に返り咲いたのはマーベル・スタジオの『デッドプール&ウルヴァリン』で公開5週目も興収1,831万240ドル(約27億円)を稼ぎ出し、累計興収は5億7,721万3,606ドル(約837億円)に達している。前回首位デビューを果たしたSF映画『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』は、興収1,636万4,012ドル(約24億円)で2位となった。(編集部・市川遥)

8月23日~8月25日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(2)『デッドプール&ウルヴァリン』
2(1)『エイリアン:ロムルス』
3(3)『イット・エンズ・ウィズ・アス(原題) / It Ends with Us』
4(初)『ブリンク・トゥワイス(原題) / Blink Twice』
5(初)『ザ・フォージ(原題) / The Forge』
6(4)『ツイスターズ』
7(5・再上映)『コララインとボタンの魔女』
8(初)『ザ・クロウ(原題) / The Crow』
9(6)『怪盗グルーのミニオン超変身』
10(8)『インサイド・ヘッド2』

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