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松本若菜、夫婦のタブー描く10月期木曜劇場でフジ連ドラ初主演 「あなして」脚本&Pが再タッグ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月30日 5時0分

 フジテレビの10月期木曜劇場枠(10月17日より毎週木曜22時~22時54分※初回15分拡大)で松本若菜主演の「わたしの宝物」が放送されることが明らかになった。本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした男女3人の愛憎劇で、松本にとってフジテレビ系連続ドラマ初主演となる。2023年4月クールの木曜劇場「あなたがしてくれなくても」の脚本・市川貴幸と、三竿玲子プロデューサーが再タッグを組む。

 「托卵」とは、動物の習性のひとつであり、自分の卵と、誕生した雛(ひな)の世話を他の個体に托(たく)す行為のこと。本作では、大切な宝物を守るために悪女になることを決意し、「托卵」を選択した女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情をオリジナル脚本で描く。プロデュースを務める三竿は、昼顔妻を描いた「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(2014年7月期)と、セックスレスをテーマにした「あなたがしてくれなくても」(2023年4月期)を手がけており、本作は夫婦のタブーを扱ったドラマの第3弾となる。

 主人公は、専業主婦の神崎美羽(かんざき・みわ)。かつては大企業に勤めバリバリ働いていたものの、「子供が欲しい」と苦渋の決断をし、仕事をやめて家庭に入った。しかし、多忙な日々の中で夫・神崎宏樹(かんざき・ひろき)との愛はすでに冷め切っており、妊活をするどころかモラハラまがいの厳しい言葉を受けるように。外では理想の夫を演じて、家では辛く当たる宏樹に耐えながら、美羽はかごの中の鳥のように毎日を送っていた。そんな時、かつて密(ひそ)かに思い続けていた幼なじみ・冬月稜(ふゆつき・りょう)と偶然再会する。彼は、美羽が苦しい時に必ず助けてくれるヒーローのような存在で、最愛の人でもあった。「彼が救いにきてくれた……」そう感じた美羽は再び冬月に思いを募らせていく。最初は心のつながりだけで十分と思っていた美羽だったが、宏樹のある行動がきっかけで冬月と一夜を共にしてしまい、彼の子供を宿す。仕事を辞めた美羽には離婚してシングルマザーになる道は残されておらず、追い詰められた美羽は、愛する人の残してくれた宝物を守るために、悪女になる決断をする。冬月との子供を宏樹の子供と偽り、彼に育てさせるのだ。しかし、この決断が3人の運命を狂わせていく。

 主人公・美羽を演じる松本は、2年前の木曜劇場「やんごとなき一族」で、“松本劇場”とも呼ばれた怪演をきっかけにブレイクし、2022年7月期の「復讐の未亡人」(テレビ東京系)で連ドラ初主演。その後もNHK大河ドラマ「どうする家康」(2023)のほか、「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系/2023年10月期)、「君が心をくれたから」(フジテレビ系/2024年1月期)と2クール連続で月9ドラマに出演し、現在放送中のドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)でゴールデン・プライム帯連ドラ初主演を果たした。

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