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たった1館から話題沸騰 50館以上へ『侍タイムスリッパー』全国拡大公開決定

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月4日 17時0分

 映画『拳銃と目玉焼』『ごはん』などを手掛けた安田淳一監督が、自主制作スタイルで挑んだ時代劇『侍タイムスリッパー』が、9月13日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷など松竹系・東宝系をはじめ、全国50館以上の映画館で拡大公開されることが決定した。

 本作は、落雷によって幕末から現代にタイムスリップしてしまった会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が、己の剣の腕を頼りに、時代劇撮影所の斬られ役俳優としての第2の人生を歩む痛快娯楽劇。自主制作映画でありながら、東映京都撮影所の協力を得た時代劇であり、映画への愛があふれる物語と共に迫真の殺陣が繰り広げられる。

 8月17日から池袋シネマ・ロサ1館のみで封切られると、SNSなどを通じてクチコミが広がり、満席になる回も目立つ状態になったという本作。8月30日からは、川崎チネチッタでも上映がスタートした。安田監督とキャスト陣は、舞台あいさつやお見送りを頻繁に行い、観客とのコミュニケーションも重視。劇中での愛すべきキャラクターも相まって、次々とサポーターを獲得した。

 本作を「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っている安田監督は、目標への大きな一歩となる拡大公開を受け「10年前に初めて『拳銃と目玉焼』という映画を作った時、日本全国の劇場にDVDを送ったり、持ち込んで上映のお願いをしましたが、ほとんど相手にしてもらえず、大阪のとあるミニシアターが上映を決めてくれました。初日こそ30席が満席になったものの、翌週には観客が1名という日もありました。それを思うと、『侍タイムスリッパー』は毎日多くのお客さまが劇場に来てくださり、大手のシネコン様から直接オファーを頂けたことが夢のようです」としみじみ。

 ギャガも配給に加わり、今後も上映館が決定して行く予定だという。安田監督は「僕だけではなく、出演頂いている俳優さんや助けてくれたスタッフ、そして自主映画で頑張っている皆のためにも、なんとか結果を残したいと思います」とさらなる先を目指す。(編集部・入倉功一)

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