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北野武最新作『Broken Rage』ベネチアで6分間のスタンディングオベーション「トップ3に入る程反応が良かった」【第81回ベネチア国際映画祭】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月8日 0時43分

 また大森も「武さんの横にずっといることが出来て、浅野君と一緒にお芝居できて、撮影の日々は本当に毎日楽しかったです。(後半のパロディーパートの撮影では)生意気ながらも『武さんにもちょっと笑ってほしい』という気持ちで撮影に挑んだんですけど、なかなか出来なくて苦労しました」と撮影を振り返った。

 そんな浅野と大森について、北野監督は「この二人は、おれが将来すごく期待している人たちなんで、すごく一生懸命にやっていただいて、いずれは映画界を引っ張っていく日本の役者さんだと思ってますんで、みなさんも心に留めておいてください」と世界中の報道陣にアピール。会見終了後には、北野監督が記者たちからサイン攻めにあう一幕もあり、その後のレッドカーペットでも記者からの熱烈なキタノコールで迎えられた。

 公式上映の会場は、新作を待ちわびたファンが世界中から集結し、1,032席が埋め尽くされた。上映中は笑いと拍手の渦が起き、上映が終わると、観客から惜しみない拍手と歓声が送られた。

 世界初上映を終えた北野監督は、「ベネチア国際映画祭には何度も来ているけど、今回は、その中でもトップ3に入る程反応が良かった。『HANA-BI』の時よりもスタンディングオベーションはこっちのほうが長くて、面積とか体積で言えば、今回のが一番良かったなと思います。『Broken Rage』はあまりにも映画らしくない、冒険した作品なので『大丈夫かな?』と思ったけど、反応がすごく良かった」と手応えを感じている様子を見せた。

 また「ベネチア国際映画祭は、映画では無名だった武にグランプリをくれたので、自分たちが育てたという感覚を持ってくれてるんじゃない? ベネチアでグランプリを獲っても、あまり進化のないことをやっていたらファンに飽きられちゃうから、またチャレンジしてるところを見せないと」と続けた北野監督。「1本1本、ベネチアのファンがこの映画を見たらどう思うか? ということも意識しながら作ってます」と力を込めた。

 そして、浅野は「お客さんにものすごくウケていたのでホッとしましたし、監督も喜んでいらっしゃいました。僕が日本の試写会で見た時に感じた『おもしろい!』という感覚が正しかったことが確認できてよかったです」と笑顔。大森は「イタリアのファンの方は北野監督の世界観をよくご存じなのだと思いますが、こんなにも愛と喜びを持ってこの映画と向き合っていただけるんだと思い、非常にうれしかったです」と喜びを語っていた。(編集部・倉本拓弥)

Amazon Original映画『Broken Rage』は Prime Video にて2025年世界配信予定

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