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「光る君へ」とは誰なのか?視聴者とシンクロ展開が胸アツ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月8日 23時11分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の8日放送・第34回では、一条天皇(塩野瑛久)に続き、まひろの書き進める物語にハマる者たちが続出。物語の主人公である“光る君”は誰を指すのかと議論し合う様子が視聴者とシンクロすると感動の声で盛り上がっている(※一部ネタバレあり)。

 第31回「月の下で」でまひろに物語のアイデアが舞い降りて以来、SNSでは「源氏物語」に関する話題に集中しているが、第34回「目覚め」では公任(町田啓太)、行成(渡辺大知)、斉信(金田哲)、源俊賢(本田大輔)、そして女房たちと物語にハマる者たちが続出し、宮中で大フィーバー。公任、行成、斉信らがさまざまなシチュエーションで「空蝉」の下りを朗読するシーン、そしてまひろが「若紫の巻」のアイデアをひらめく描写も注目を浴びたが、特に盛り上がったのが道長(柄本佑)が主宰した「曲水の宴」の最中に雨宿りするシーン。

 ここでは道長、斉信、行成、俊賢、まひろが集い、俊賢がまひろに「そなたは今はやりの物語を書いている女房か」と話しかけたことから、物語の話題が展開した。前話でも一条天皇が藤壺にわたり、まひろに「光る君とは(一条天皇の第一皇子である)敦康(親王)か?」と問うていたが、光る君の正体を巡っては誰もが興味津々のようで、俊賢は「なぜ光る君を源氏にしたのだ?」と質問。するとまひろは「親王様では好き勝手なことをさせられませぬゆえ」と答え、俊賢は「亡き父・高明を思い出した。父は素晴らしき人であった」としみじみ。

 光る君のモデルについては、一条天皇に対しても「内緒でございます」と答えていたまひろだが、俊賢にも同様で「どなたのお顔を思い浮かべられても、それはお読みになる方次第でございます」と答えは明かさなかった。さらに斉信は「光る君は俺のことかと思っていたぞ」とドヤ顔になるも周囲の賛同を得られず、行成は「少なくとも道長さまではありませんね。道長さまは笛もお吹きになれないし……」と推測。道長は「俺だって少しは吹けるぞ」と反論して穏やかな笑いに包まれた。

 こうして登場人物たちが「光る君」に誰かを重ねて語り合い、物語が広がっていく様子は視聴者とも重なり、「みんな何かしら投影してるんだな」「皆が誰かを重ねてるのか」「斉信それは違うwww」「この中なら道長が一番近い」「創作物のヒットの仕方が見事に描かれてた」「源氏物語の面白さが広まり始めてる様子を見て私も嬉しくなっちゃう」と沸いている。

 なお、登場人物たちの中で唯一、「面白さがわからぬ」「光る君が何をしたいのかもわからぬ」とハマれていないのが中宮・彰子(見上愛)。前話でまひろが彰子にこれまでの展開を朗読した際には、光る君の「それは美しく、賢く、笛もご堪能でした……」との描写から「帝みたい」とも。父・道長は帝と彰子の距離を縮めるのに必死だが、その思いは彰子も同じで次回予告には彰子が帝に思いをぶつける様子もあった。(石川友里恵)

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