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「あなして」チームの新作で田中圭がモラハラ夫、Snow Man深澤辰哉が幼なじみ役

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月9日 5時0分

 松本若菜主演のフジテレビ10月期木曜劇場「わたしの宝物」(10月17日スタート、毎週木曜22時~22時54分※初回15分拡大)に、田中圭と深澤辰哉(Snow Man)が出演することが明らかになった。田中は、主人公・美羽(松本)のモラハラ夫に、深澤は美羽の心のよりどころとなる幼なじみにふんする。田中にとって、木曜劇場枠への出演は「アンサング・シンデレラ」(2020年7月期)以来約4年ぶり、松本との共演は配信ドラマ「死神さん2」(Hulu・2022年)以来。深澤は木曜劇場枠初出演、松本、田中と初共演となる。

 本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情をオリジナル脚本で描く恋愛ドラマ。2023年4月クールの木曜劇場「あなたがしてくれなくても」の脚本・市川貴幸と、三竿玲子プロデューサーが再タッグを組む。

 8月30日に放送が発表された際、公開されたイメージビジュアルでは、松本演じる主人公・神崎美羽(かんざき・みわ)のほか2人の男性のシルエットのみが写し出され、SNSではキャスト予想が展開していたが、その謎に包まれていた男性キャラクターが明かされた。

 田中が演じるのは、美羽の夫・神崎宏樹(かんざき・ひろき)。大手商社に勤める優秀な会社員で、人当たりがよく部下からも慕われる存在だ。しかし、外向きには“理想の夫”を演じる一方で、家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている。かつては美羽のことを愛していたが、仕事に忙殺されていく中で心がすれ違っていき、彼女に無関心になってしまった。次第に宏樹は美羽への厳しい言動に歯止めがかけられなくなっていき、子供を見据えて家庭に入ったはずの美羽はかごの中の鳥状態に。そんな生活が続いたある日、宏樹のある行動がきっかけで、美羽は中学時代の幼なじみ・冬月稜(ふゆつき・りょう)と一夜を共にしてしまい、彼の子供を宿す。そして、冬月との子供を、宏樹の子と偽って産んで育てる決意をする。

 深澤が演じる冬月稜は、優しく面倒見の良い性格で、美羽にとって辛い思いをしていると必ず現れて寄り添ってくれる心のより所のような存在だった。その数十年後、フェアトレードの会社の経営者となってからも温かな性格は変わらず、再び美羽と巡り会うと、傷ついた彼女の心にぬくもりを与える存在に。学生時代からお互いに想いを寄せていた2人は、「心のつながりだけで十分」と決して一線を超えることはなかったが、やがて美羽に起きたある出来事によって一夜だけ関係を持ってしまう。

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