藤岡真威人、実写ドラマ「ウイングマン」ヒーロー役で単独主演！坂本浩一監督とタッグ

　藤岡弘、の長男で俳優の藤岡真威人が、「電影少女」「I"s」などで知られる漫画家・桂正和のヒーロー漫画を実写ドラマ化する「ウイングマン」（テレビ東京系・毎週火曜深夜24時30分～）で主演を務めることが10日に発表された。ヒロインのアオイ役は加藤小夏が務め、監督・アクション監督は「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「ウルトラマン」と三大特撮ヒーロー番組を手掛けた坂本浩一が務める。

　「ウイングマン」は、特撮オタクの青年が、描いたことが現実になる不思議なノートの力で正義のヒーローとなって戦う連続ドラマ。高校2年生の主人公・広野健太が、異次元からやって来た謎の美少女・アオイが持っていた、“ドリムノート”に空想のヒーロー“ウイングマン”を描いたことで本当に変身能力を手に入れ、アオイを狙う異世界からの刺客たちとの戦いに身を投じる。原作は1983年から1985年にかけて「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された。

　主人公・健太役の真威人は、本作で地上波連続ドラマ単独初主演。映画『仮面ライダー　ビヨンド・ジェネレーションズ』（2021）で、父・藤岡弘、が演じた仮面ライダー1号／本郷猛を演じて以来、再びヒーロー役に挑む。

　ヒロインのアオイを演じる加藤は、2018年に桂の同名マンガを実写化した「I"s」でヒロインの1人・麻生藍子を演じて連続ドラマデビュー。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」など話題作への出演を経て、父の発明品“ドリムノート”を消滅させるため、異次元世界ポドリムスから三次元（地球）世界へやってきた謎の少女を演じる。

　そしてメガホンを取るのは「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」「ウルトラマンギンガＳ」といった三大特撮ヒーローのテレビ本編メイン監督と劇場版監督を全て担当する偉業を達成した坂本監督。「ウイングマン」直撃世代という坂本監督が、アメリカ仕込みの本格アクション演出でドラマ化を手掛ける。

　 また、ドラマのオープニングテーマは、今年メジャーデビュー10周年を迎える4人組ロックバンド BLUE ENCOUNT の「chang[e]」（チェンジ）に決定した。同バンドの田邊駿一（Vo./Gt.）は「がむしゃら故に恐れるものなど無かった少年時代（あのころ）。現実という魔物に鎧を剥がされ続け、気がつけば挑むことを躊躇しそうになる大人になった自分。僕はウイングマンという作品に出会い、そんなくだらない己をぶち壊したいと思えました。本当にありがとう。今の自分の葛藤と決意がしっかり音になった気がします。健太とこの曲が物語の先でどう成長していくのか。皆さんと共に見届けていきたいです」とコメントを寄せている。