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「光る君へ」惟規はまひろと道長の関係に気づいているのか?高杉真宙、反響呼んだセリフの解釈明かす

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月16日 12時15分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で、まひろの弟・藤原惟規を演じる高杉真宙。姉・まひろと対照的に勉強嫌いで明るくひょうひょうとしたキャラクターとして描かれている彼だが、視聴者の間で注目を浴びている話題の一つが、惟規はまひろと藤原道長(柄本佑)の関係に気づいているのか? ということ。さまざまな考察が飛び交うその疑問について高杉が語った。

 まひろが中宮・彰子(見上愛)の女房として藤壺に上がってから、帝(一条天皇/塩野瑛久)のために執筆を進める物語はたちまち宮中で評判に。一方、惟規も第34回で道長の計らいにより蔵人に昇進した。しかし、やんちゃな性格は相変わらずで、15日放送・第35回「中宮の涙」では彼を巡る珍事件が発生。なんと男子禁制の斎院の塀を越えて女房(斎院の中将/小坂菜緒)に会いに行き、警固の者に捕らえられるもとっさに詠んだ歌で窮地を切り抜けるというエピソードを、高杉は「男子禁制の塀を越えるという行為には身分の差を超えるという意味合いも含まれているのではないかと感じました」と振り返る。

 普段はあまり感情を表に出さない惟規だが実は家族のことをよく見ていて、とりわけ気分の浮き沈みの激しい姉・まひろを気遣っている。まひろの一喜一憂には、道長との恋が大きな比重を占めているが、惟規は相手が道長と知らずとも姉の恋を見守ってきた。まひろの描いた似顔絵から道長(三郎)を捜しまわったり、まひろが誰かと歌を贈り合っているのも見ていたが、第28回では惟規がまひろに放った一言が「どういう意味なのか」とSNSで反響を呼んだ。

 まひろが道長との不義の子を産み、おしめを替えていた際、惟規が赤ん坊を見て「おでこのあたりが(佐々木蔵之介演じる夫の)宣孝さまに似てるね~」「あー、このあたりも」と言い、まひろは「もうやめて」と表情を曇らせる。惟規は「だって、おなごは父親に似るっていうから」と言い訳をしながら「無理……してないよ別に」とつぶやいた。

 この「無理」が何を指しているのか。SNSでは「赤ん坊が道長の子であることをわかっているのか」「まひろと道長の仲をどこまで知っているのか」と考察が展開されていたが、高杉は「完全にわかって言っていると思って演じていました」とのこと。「僕も台本を読んだ段階では(わかっているのかわかっていないのか)どっちなんだろうなと思っていましたけど、彼に鈍い印象はないし、きっと(信川清順演じる乳母の)いとから聞いたんだろうなと。惟規は家族思いで割とちょこちょこ実家に戻ってきているので、そのたびにいとにみんなの様子を聞いていたと思うし、その時にいろんな情報を聞いていたと思うんですよね。僕としては、あの場面でのセリフはすべて優しさから言ったことだと思っています」

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