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『ビートルジュース』続編がV3!『トランスフォーマー/ONE』に勝利【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月24日 15時1分

 先週末(9月20日~9月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ティム・バートン監督とマイケル・キートンがタッグを組んだホラーコメディーの続編『ビートルジュース ビートルジュース』が興行収入2,593万7,144ドル(約36億円)で3週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル140円計算)

 『トランスフォーマー/ONE』は興収2,461万3,970ドル(約34億円)でまさかの2位デビュー。オープニング興収は最低でも3,000万ドル(約42億円)と予想されていたため、公開3週目の『ビートルジュース ビートルジュース』から首位の座を奪えなかったことに衝撃が広がっている。

 ド派手な実写映画が人気の『トランスフォーマー』シリーズだが、今回は家族向けCGアニメーション映画に。批評家及び観客からは高評価を得ているものの、アニメ化に混乱する実写シリーズファンは少なくなかった。パラマウントとしては実写シリーズファンと家族連れのどちらも取り込む狙いだったが、結局はそのどちらにも十分アピールすることができなかった。監督は『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリーで、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンら豪華ボイスキャストが集った。

 なお、今回は話題の初登場組がそろって苦戦した。ハル・ベリー主演のサバイバルホラー『ネバー・レット・ゴー(原題) / Never Let Go』は興収444万9,065ドル(約6億円)しか上げられず4位、デミ・ムーア主演のボディホラー『ザ・サブスタンス(原題) / The Substance』も興収320万5,212ドル(約4億円)と振るわず6位デビューだった。(編集部・市川遥)

9月20日~9月22日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ビートルジュース ビートルジュース』
2(初)『トランスフォーマー/ONE』
3(2)『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』
4(初)『ネバー・レット・ゴー(原題) / Never Let Go』
5(3)『デッドプール&ウルヴァリン』
6(初)『ザ・サブスタンス(原題) / The Substance』
7(4)『アム・アイ・レイシスト?(原題) / Am I Racist?』
8(5)『レーガン(原題) / Reagan』
9(初)『JUNG KOOK: I AM STILL』
10(7)『エイリアン:ロムルス』

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