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「光る君へ」柄本佑、道長のやらかしに「もう…引きますよ」 渡邊圭祐も「息子として恥ずかしい」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月29日 0時32分

 また、先ごろ放送された第36回で「五十日(いか)の儀」の後に道長が開いた祝宴のエピソードも。公卿や女房、そして正妻の倫子(黒木華)らがいる公の場でまひろと歌を交わすという道長の大胆な振る舞いが視聴者の間で物議を醸していたが、渡邊が“息子”の立場で「いや息子として恥ずかしいですよね」と答えると場内で大爆笑。「もう少しデリカシーのある行動を心掛けてほしいですけど……」と続け、柄本も「もう……引きますよ(笑)。失礼ですよねえ。よくないと思う! こういうことを天然ですませてはいけない。誰かが怒ってやらないと」と同調。さらに、台本に書かれたユニークなト書きも紹介した。

 「でも、ちょっと天然なところがあるんですよね。道長さんって。でも正しいというか、皆さんの思っている感情は非常に正しいと思うんです。というのも、詩を詠んだあとにまひろの方に顔を振るでしょう? あのときに台本には「俺もやるだろ?の顔」とあって(笑)。だから狙ったところなんですよ。大石さんからしたらしめしめと。で僕らも撮っていてカットがかかると吉高さんも「いやチラリじゃないだろって。倫子の前で何やってんの?」って(笑)。突っ込み合いながら本気でやってますね(笑)」

 また、“モテモテ”の道長は倫子、明子(瀧内公美)、まひろとの関係を「どうやりくりしているのか」との問いには「共にビジネスの道を全力で走ってくれる倫子さん、その走り疲れたときに休憩しに行くオアシス的な明子さん。ただ、愛情はまひろさんにっていう。そんな感じのイメージではいますけれども。道長さんのよくないところはそうしたときに倫子さんも明子さんもわりにうまく思ってくれているんじゃないかって思ってしまうところ。非常によくないところだと思っているんですけど」と語り、第28回で道長が病に倒れた際の倫子VS明子のバトルを述懐。

 「僕が一回死にかけるでしょ? まひろさんが夢枕に立って「まだ逝かないで」っていう。明子さんのところで倒れて、そこに倫子さんがくる。俺、目をつぶっているからわからないんですよ。オンエア見た時に「怖っ」って(笑)。そんなこと起きてたんだ、と。それでこのシーンをやってるときの黒木さんと瀧内さんがまた楽しそうなんですよ。こういう攻防というか“こういう感じにしたら怖くなるかな”みたいな。二人で相談しながらやっていて。でも出来上がったシーンを観て驚愕しましたけどね(笑)」

 なお、第21回でまひろが越前に向かう前に道長と廃邸で口づけを交わすシーンでは脚本の大石静から反応があったといい、「ハグしているシーンで、大石先生からLINEがきて「今週の道長エロかったわよ」って。「ありがとうございます。今後も頑張ります」って返しましたけど(笑)」と照れ臭そうに振り返っていた。(編集部・石井百合子)

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