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『ダークナイト』でキャリア一変 デヴィッド・ダストマルチャン、奇妙な役も恐れない理由

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月5日 10時0分

 そんなデヴィッドにとって、キャリアの大きな助けとなったのが、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(2008)だったという。同作でデヴィッドは、ハービー・デント(アーロン・エッカート)に銃で脅迫を受けるジョーカー(ヒース・レジャー)の信奉者として出演。出番は短いが、鮮烈な印象を残した。

 「シカゴで舞台に立ちながら、俳優としてキャリアを積もうとしていたころにめぐってきた機会でした。役は小さいけれど、オーディションを経てキャスティングが決まって、ノーランやヒースといった、本当に素晴らしいアーティストたちと仕事をすることができた。その経験が僕の人生を変えました。役のためであれば、奇妙であったり、ダークであったりといった、(自分の内面の)異質な場所へ行くことをいとわない。そういう、性格俳優としてのキャリアを立ち上げる、きっかけになる映画だったんです」

 それからもデヴィッドは、『アントマン』シリーズのカート役や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のポルカドットマン役などのエキセントリックなキャラクターでファンから愛され、『オッペンハイマー』や『DUNE/デューン 砂の惑星』『プリズナーズ』などでも強烈な印象を残す性格俳優として活躍している。

 「ジャックの抱えているような恐怖心とか不安というものから解き放たれたくて、たくさんのことをしました。感謝すべきことに、そういったことを重ねた現在は、すごく気持ちが落ち着いています。そういうところまで、たどり着くことができました。やっぱり、そういう心持ちの方が、アーティストとして自由な心をもって演技もできるものなんです」(編集部・入倉功一)

映画『悪魔と夜ふかし』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開中

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