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『ロード・オブ・ザ・リング』新作映画、大塚芳忠・山寺宏一・勝部演之らシリーズ再参加!吹替版新キャスト10名発表

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月11日 21時30分

 『ロード・オブ・ザ・リング』実写3部作の200年前を描く新作長編アニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(12月27日全国公開)の制作報告会見が都内で行われ、日本語吹替版キャスト10名が追加発表された。実写3部作の吹替版に参加していた山寺宏一、大塚芳忠、飯泉征貴、勝部演之も名を連ねている。

 アニメ「攻殻機動隊」シリーズなどの神山健治監督が、小説「指輪物語 追補編」のエピソードを基に、滅亡の危機にひんした騎士の国・ローハンの運命を託された若き王女の戦いを描く本作。日本語吹替版キャストとして、すでに小芝風花(主人公・ヘラ役)、市村正親(ヘルム王)、津田健次郎(ウルフ)、本田貴子(オルウィン役)、村治学(オーク・ロット役)、田谷隼(リーフ役)の参加が発表されていた。

 新たに日本語吹替版キャストに加わったのは山寺宏一、大塚芳忠、飯泉征貴、勝部演之、中村悠一(フレアラフ役)、坂本真綾(エオウィン役)、森川智之(ハレス役)、斧アツシ(フレカ役)、入野自由(ハマ役)、沢田敏子(老ペニクルーク役)の10人。実写映画でローハンの騎士エオメルの吹き替えを担当した山寺はターグ将軍役、アラゴルン役だった大塚はソーン卿役、ピピン役だった飯泉はシャンク役、デネソール役だった勝部はサルマン役を務める。

 会見には神山監督とプロデューサーのジョセフ・チョウが出席。神山監督は「お話をもらった時、映画だとは聞いていたが、まさか世界リリースだとは思わなかった。私たちも驚いた。大変なことになったぞって思いました」とオファー当初の心境を振り返り、「三部作も含め、大好きな映画でした。1ファンとして作品を見ていて、自分がこの作品のアニメを映画として作れるのがすごく大きな喜びでした。大変だろうと思うより、こんなチャンスは生涯なかなかない。やるべきチャレンジだと思いました」と心境を明かす。

 ジョセフも、コロナ禍でプロジェクトを立ち上げたことを回顧し、「こんなチャンスをいただいて感謝しています。海外ではアニメというと日本のアニメ。海外で日本のアニメが大きなムーブメントになっていて、全世界どこに行ってもアニメ産業にいるというとそれだけで話題になる。そんな日本から発信するアニメの映画作品としていいものを作ろうって思いました。世界に発信する日本のアニメーション映画はどんなものか、ぜひみなさんにも見て欲しいです」と呼びかけていた。

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