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福山雅治「ガリレオ」東野圭吾と再タッグ!有村架純とバディ結成「ブラック・ショーマン」映画化決定

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月10日 5時0分

 歌手・俳優の福山雅治が、『ガリレオ』シリーズの原作者・東野圭吾の人気小説を映画化する『ブラック・ショーマン』で主演を務めることが10日に発表された。福山が演じるのは、兄の殺人事件に挑む超一流の元マジシャン。初共演となる有村架純がバディ役を務める。

 原作は、2020年の発行以来、多くの言語に翻訳され、読まれ続けている人気小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)。元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。2か月後に結婚を控えていた神尾真世は、父・英一の訃報を受け、実家のある町に戻る。その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。そんな折に起こった殺人事件。多くの教え子から慕われていた英一は、なぜ殺されなければならなかったのか。真実を求める彼女の前に現れたのは、かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンの叔父・神尾武史。卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器に、武史は、真世と共に殺人事件の謎に挑む。

 福山が演じる武史は、卓越したマジックと巧みな人間観察能力を持ち、金にシビアで、息を吐くように嘘をつくという超個性的な主人公。製作陣が原作サイドへ映像化を打診した際に、『ガリレオ』制作の流れから武史役に福山の名前を挙げると、福山のことをよく知る東野も「それは当然でしょう」と快諾。二人は「またいつかお仕事ご一緒できたらいいですね」と会話をしていたといい、福山も出演を快諾。『ガリレオ』を生んだコンビの復活が実現した。

 東野が本作を執筆したきっかけは、福山の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉にあったといい、念願のかなった福山は「東野先生から託された新時代のダークヒーロー神尾武史へと準備を重ねます」と意気込みを語っている。

 また、武史のバディとして奔走する真世役で、福山と初共演する有村は「素敵なバディを組めるよう皆さんと共に最後まで頑張ります」とコメント。福山と再タッグを組む東野も「福山さんの悪党ぶりが今から楽しみです。そんな主人公に振り回される有村架純さんの演技にも期待大です。名コンビ誕生を心よりお祝いいたします」と二人の活躍に期待を寄せている。

 メガホンを取るのは『コンフィデンスマンJP』や『イチケイのカラス』シリーズなど、数々のヒット作を手掛ける田中亮監督。10月下旬のクランクインを予定しており、2025年の公開を目指す。キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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