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駒木根葵汰、“弟”越山敬達に「大人になっちゃったな」 塩野瑛久もびっくり

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月15日 13時27分

 俳優の駒木根葵汰が15日、都内で行われたドラマ「天狗の台所 Season2」(BS-TBS、BS-TBS 4Kで10月22日スタート、毎週火曜よる9:00~9:30)に出席し、約1年ぶりの続編の撮影を振り返るなかで、劇中で弟を演じる越山敬達の成長を「背も伸びて、声変わりもして『うわー、大人になっちゃったな』って。でも話すと、あの時のままで……」と振り返った。

 本作は月刊漫画誌「アフタヌーン」で連載されている田中相の同名グルメ漫画を原作にした連続ドラマの続編。無類の食いしん坊である主人公・飯綱基(駒木根葵汰)、その弟で都会っ子のオン(越山敬達)、基の親友・愛宕有意(塩野瑛久)ら天狗の末裔たちの暮らしを、美味しい料理と美しい風景と共に描くストーリー。会見には駒木根、越山が出席したほか、塩野も映像出演でメッセージを寄せた。

 駒木根は、現存する天狗の末裔で、唯一羽を持ち、食材や料理に人一倍のこだわりを持つ飯綱基を続投する。駒木根は、一年ぶりの撮影を振り返り「思ったよりも普通でした。一年前に一か月、濃厚な時間を共に過ごしていたので、一年ぶりに会っても家族に会うような安心感がありました。現場のロケーションもこのために一番頑張ったと思えるほど素晴らしかったです」と感想を述べる。15歳になったオンを演じる越山の成長にも触れ「越山くんは背も伸びて、声変わりもして『うわー、大人になっちゃったな』って。でも話すと、あの時のままで……」と振り返る。

 映像出演した基の親友・愛宕有意役の塩野も「オン(越山)がやっぱりすごく成長していて、身長も大きくなって、一年で思春期の男の子はこんなに変わるものなんだとびっくりしました。(越山の)お芝居のナチュラルさも見て、成長したんだなって」と俳優としても大きく成長した越山の姿にしみじみ。越山は「全然変わんないですよ」と照れ笑いしながら「(駒木根も)逞しくなられて」と微笑ましい返し。

 越山は「シーズン2 が決まった時は、またあの現場に戻れるんだって。シーズン1の時の雰囲気をまた感じられる嬉しみとワクワクがありました。撮影が始まると、食事が全部美味しくて。一つ一つの料理が美味しいので、カットがかかっても食べていました」と撮影の感想を話す。駒木根はこれに「学ばないなって思ってました」とため息。「『まだこのあと食べるんだよ』って言っても食べるんです。それでそのあと、『いや~、俺もう食えないっす』って言ってて」と越山のお茶目な一面を紹介する。

 シーズン2では、有意の実兄・慈雨(古屋呂敏)、ドラマオリジナルキャラクターとしてオンと同世代の少年・颯真(原田琥之佑)が新たに登場する。映像出演の塩野は、撮影現場での古屋と駒木根の仲の良さも振り返り、「呂敏さんがインして、(駒木根が)速攻仲良くなっていて……。三人で待つ時とか僕だけ居場所ないなって」と話すと、駒木根も「仲良くなったのは本当。呂敏くんは一番年上だけどいじりがいがあって、4兄弟で撮影をしているようでした」と感想を述べた。

 越山は塩野とのエピソードも紹介し、「一緒に撮影した時、塩野くんがかんだり忘れたりセリフの沼にはまってしまったことがあって……。塩野くんは普段間違えないので不安になっちゃって、俺もそのシーンの後、間違えちゃったんです。(ミスが)連鎖してました」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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