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実写ドラマ「ゴールデンカムイ」萩原聖人、原作未読で怪演 辺見和雄の再現度に驚きの声【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月15日 18時32分

 野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写化した、大ヒット映画の続きを描く「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」の第2話「ニシン漁と殺人鬼」が13日からWOWOWで放送、配信も開始された。原作未読で撮影に挑んだという、萩原聖人が演じた辺見和雄について、その怪演にSNSでは驚きの声もあがっている(ネタバレあり。以下、第2話までの展開に触れています)

 「ゴールデンカムイ」は、明治時代の北海道を舞台に、日露戦争帰りの元兵士・杉元佐一(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田杏奈)が、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐって、大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)や、新撰組副長・土方歳三(舘ひろし)らと攻防を繰り広げる冒険活劇。ドラマ版では、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」をめぐる本格的な争奪戦が描かれる。

 第2話で杉元(山崎)たちは、二瓶鉄造(藤本隆宏)に続く刺青囚人の情報を頼りに、小樽のニシン漁場へ。漁場で聞き込みをしていた最中、ニシン漁のために雇われて働く“ヤン衆”が沖合で海に落ちたと聞いた杉元は、その男こそが刺青囚人・辺見和雄(萩原)だとは思いも寄らずに助け出す。

 辺見は、かつて弟がイノシシに食い殺されていく姿を目撃して以来、絶望して光を失っていく弟の目を思い出す度に「誰でもいいから、ぶっ殺したくなるんです」と語る危険な殺人鬼。「全力で抗った末に、絶望の泥のなかで弟みたいに殺されたい」という願望を持っており、自分と同じ“人殺し”の匂いがする杉元が、刺青囚人を探していることを知ると「運命だ~」と確信し「あの人なら僕を、残酷に殺してくれるだろうか~」と歓喜する。

 萩原が見せる恍惚の表情に、X(旧Twitter)では「辺見和雄の恍惚の表情とかそのものだった!」など、その再現度を絶賛する視聴者の声が。さらに萩原は、原作未読のまま「自分なりの辺見」を目指して撮影に挑んだことを、WOWOWで配信されているキャストインタビューで明かしており「原作読んでないのになんであそこまで再現度高いんだよ」「原作未読であの辺見和雄を出力できるのは凄すぎる」「未読でアレ出せるのかよ…」など、その怪演に対する驚きの声も数多く寄せられている。

 また、WOWOWの公式YouTubeチャンネルやSNSでは、20日に放送・配信される予定の第3話の予告映像が公開。次なる新キャラクターとして、池内博之が演じるキロランケが登場しており、「ついにキロちゃん登場!」などファンから期待の声が寄せられている。(西村重人)

「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」WOWOWにて毎週日曜午後10時より独占放送・配信中(全9話)
第1話は無料配信中

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