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藤岡真威人、父譲りのヒーロー精神で「ウイングマン」挑戦!40年越しの実写化「期待に100%応える」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月20日 7時12分

 変身前の健太は、手作りの赤いウイングマンスーツを着用して、自主的にヒーロー活動を行っているという設定。「実は、赤いスーツの中には僕が実際に入っているんです」と明かした真威人は「はじめてフル装備でスーツを着た時には、こんなに苦しいものなのかと思いました。真夏の撮影だったので、感覚的に気持ちのいいものではないし、いろんなパーツがついてるので動きづらい。視界も狭いし、息もしにくいし。スーツアクターの皆さんはやはりすごいんだなと、思い知らされました」と述懐する。

 しかし、アクションシーンに挑むうちに、だんだんとその面白さに目覚めていった。「今ではアクションも怖くないというか。むしろやらせてくれ! というくらいの気持ちです。そうすると、坂本監督も『真威人はアクションができるんだな。なら、もうちょっとやらせてみようか』ということになって。アクションシーンがどんどん追加されていきました。当初予定した分量をはるかに超えたアクションに挑めました」。

ラブコメ要素も「注目して」

 本作の製作には東映ビデオが参加しており、劇中では東映特撮ヒーローへも数多くのオマージュがささげられている。「特撮を撮りなれてる方や、『ウイングマン』を読んでいたという方々に囲まれての撮影に緊張はしましたけど、みんなでアイデア出しながら撮影したりと、スタッフ・演者も含めて、特撮に対する愛が深い現場だったなと思います」。

 また「ウイングマン」といえば、ラブコメ要素も人気を集めた作品。本作でも、アクションとともに、アオイ(加藤小夏)と美紅(菊地姫奈)という、二人のヒロインの間で揺れ動く健太の姿が描かれており、真威人は「カッコいいアクションだけでなく、恋愛要素もからんでくるというのが面白いですよね。脚本家の方々が、さまざまな人間関係や友情、絆の深まりといった人間ドラマもしっかりと書いてくださり、桂正和先生もいろいろ手を加えてくださった。僕たちもその意図をくみ取って、しっかりと演じさせていただきました」と自信。

 そのおかげもあり、同世代のキャストが集まった和気あいあいとした撮影現場だったといい「僕自身、高校時代に戻ったような感覚を取り戻して。本当に楽しかったです。笑いあり、アクションあり、青春もあり、感動もあり、と何拍子もそろった素晴らしい作品だと思うので、ぜひとも期待していただきたいです」とファンにメッセージを寄せた。(取材・文:壬生智裕)

ドラマチューズ!「ウイングマン」はテレ東ほかで10月22日放送開始(毎週火曜 深夜24時30分~) /DMM TV にて“独占”各話放送同時配信※初回のみ先行配信中

スタイリスト:柴山陽平/ヘアメイク:藤井まどか

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