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「龍が如く」竹内涼真&賀来賢人、実写化の流儀

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月25日 8時4分

 累計出荷本数2,700万本を超える株式会社セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズを、オリジナル脚本で実写化した Amazon Original ドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」。原作でもお馴染みの主人公・桐生一馬と彼の幼馴染・錦山彰を演じたのは、日本のエンタメ業界の最前線で活躍し続ける竹内涼真と賀来賢人だ。世界でも高い人気を誇る「龍が如く」のキャラクターを、どのように実写化したのか? 竹内と賀来が実写化作品との向き合い方、役へのアプローチ方法を語った。

桐生を“演じる”のではなく、自分に“引き寄せる”(竹内)

 「龍が如く」は、大人向けのエンターテインメント作品というコンセプトのもと、2005年に誕生したアクションゲーム。巨大歓楽街・神室町に生きる主人公・桐生一馬ら熱き男たちの生き様を描き、大ヒットを記録した。今回の実写ドラマ版は、“堂島の龍”に憧れる桐生の成長物語を、1995年と2005年の2つの時代を軸に活写する。

 ゲームシリーズを開発する「龍が如くスタジオ」の横山昌義代表は、7月に発表したビデオメッセージで「一番恐れていたのは、モノマネをされると困る」ということだったと語っていた。実際に作品を観た横山代表は、竹内と賀来について「2人の演技は正直言うと、原作の桐生と錦では全くないです。でも、だから良いんです。ゲームの桐生一馬をどう演じるっていう世界じゃない戦いを、彼ら2人はしてくれているんです」と語っており、2人が生み出した桐生と錦に太鼓判を押している。

 これまで数多くの映画・ドラマに挑戦してきた2人は、「龍が如く」に限らず、実写化に対してどのようなアプローチを取っているのか。

 「実写化において、キャラクターをすごく意識しながら演じたことは一回もないです。原作は原作で超えられないもの。実写化というのは、僕たち俳優が一から新しく作り上げていくものです。一人ひとりに実写化の概念があり、解釈の違いもありますが、僕が演じる場合は、どうやっても僕の桐生一馬になります。ゲームの桐生一馬を演じるというよりも、桐生を自分に引き寄せる。より自分らしく原作の人物を演じるという意識は常に持っているので、原作に引っ張られることは現場ではありません。でないと、演じることへの意味がなくなってしまいますから」(竹内)

 「実写化する意味がなければ、企画には参加しません。なので、『なぜ実写化するのか?』をまずは考えます。実写化したことで、どういったことがプラスに還元されるのか。『龍が如く』で言えば、キャラクターの深みや、原作のエッセンスが入った新たなバージョンが見られるチャレンジにすごく魅了されました。原作者が監修している脚本ですし、『龍が如く』を愛している人たちが作っている作品です。原作キャラクターの核の部分は、(ドラマにも)存在しています」(賀来)

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