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『十一人の賊軍』山田孝之&仲野太賀ら“賊軍たち”がトップバッターでレッドカーペットに登場!【第37回東京国際映画祭】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月28日 15時55分

 第37回東京国際映画祭が28日に開幕となり、オープニング作品となる映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)から、ダブル主演を務めた山田孝之、仲野太賀をはじめ、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、一ノ瀬颯、野村周平、小柳亮太、本山力、そして白石和彌監督がレッドカーペットを歩いた。

 代表して、ステージであいさつした白石監督は、映画祭も日本映画界も盛り上がってほしいと話し、東京国際映画祭ではオープニング作品として、公開に先駆けて上映されるため、「世界に届けたい作品です。(公開は映画祭の後なので)是非見て、いろんな人に薦めてほしいです」と作品をアピールした。

 劇中では、罪人として個性的な風貌を見せている賊軍キャストらだが、レッドカーペットでも、スーツに革ジャン、ドレスにはかま姿と各々個性を発揮したスタイルで登場。自身のスマホで自撮りしたり、ファンの写真撮影に応じたりと、レッドカーペットを満喫している様子がうかがえた。

 『十一人の賊軍』は、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュース紀伊宗之、白石監督、脚本・池上純哉という映画『孤狼の血』チームが60年の時を経て映画化。江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代を舞台に、戊辰戦争の最中、新発田(しばた)藩で繰り広げられた歴史的事件、奥羽越列藩同盟軍(=旧幕府軍)への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪人たちが<決死隊>として、憎き藩のために命を懸けて砦を守る任に就く姿を描く。(高橋理久)

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