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山田孝之ら『十一人の賊軍』キャストだった!謎のアーティスト集団・SHIBATAの正体が判明、メイキング映像も公開

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月31日 11時11分

 松隈ケンタによるプロデュースで、デビュー曲「品後論庇護呂(ピンゴロンピゴロ)」で、10月18日にデビューした謎のアーティスト集団・SHIBATAの正体が、山田孝之ら映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)で罪人を演じた10名と白石和彌監督であったことが明らかになり、レコーディングメイキング映像とMVメイキング映像が公開された。

 映画『十一人の賊軍』は、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュース紀伊宗之、白石監督、脚本・池上純哉という映画『孤狼の血』チームが60年の時を経て映画化。松隈は本作で劇伴を務めている。

 江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代を舞台に、戊辰戦争の最中、新発田(しばた)藩で繰り広げられた歴史的事件、奥羽越列藩同盟軍(=旧幕府軍)への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪人たちが<決死隊>として、憎き藩のために命を懸けて砦を守る任に就く姿を描いた同作。アーティスト名の「SHIBATA」は新発田(しばた)藩からきており、劇中で罪人10名を演じた、山田、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力に白石監督を加えた11名で、デビュー曲「品後論庇護呂(ピンゴロンピゴロ)」を歌い上げている。

 公開されたレコーディング映像では、それぞれがブースに入りレコーディングに臨む様子が映し出されており、和気あいあいとした雰囲気の中で、予想外の歌声を披露するメンバーや、初挑戦のレコーディングに臨むメンバーなど、普段見ることができない新たな一面を発見することができる内容となっている。

 また、MVメイキング映像では、映画で“なつ”を演じた鞘師がダンサーとして参加していたことが明らかに。本作が映画初出演だったが、女優として活躍する前は、モーニング娘。の9 期メンバーとしてデビュー、グループ卒業後、ダンスと語学を学ぶために単身ニューヨークへ留学。今年7月にはアルバムをリリースするなどアーティストとしても活躍しており、MVでは、振付けをわずか30分で覚えたというその腕前が惜しげもなく披露されている。(高橋理久)

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