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『侍タイムスリッパー』流行語大賞ノミネート「ふてほど」「はて?」と共に候補入り

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月5日 15時8分

 5日、2024年の「ユーキャン新語・流行語大賞」候補30語が公式サイトで発表され、たった1館から上映規模を拡大し、週末映画動員ランキングのトップ5入りを果たした話題のインディーズ映画『侍タイムスリッパー』がノミネートされた。

 『侍タイムスリッパー』は、幕末から現代にタイムスリップしてしまった会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が、己の剣の腕を頼りに、時代劇撮影所の斬られ役俳優としての第2の人生を歩む痛快娯楽人情劇。京都でビデオ撮影業と米農家を営みながら『拳銃と目玉焼』(2013)、『ごはん』(2018)などのインディーズ映画を制作してきた安田淳一監督が、東映京都撮影所の協力を得て、今回も自主制作スタイルで作り上げた。

 8月17日から池袋シネマ・ロサ1館のみで封切られると、映画と時代劇への愛にあふれた人情物語と迫真の殺陣が話題に。SNSなどを通じてクチコミが広がり、全国250館以上に公開規模が拡大。公開9週目で週末映画動員ランキングのトップ10入りを果たすと、その後、5位にまでジャンプアップ。“第2のカメ止め”として数々のメディアで紹介されている話題作が、「流行語大賞」候補入りを果たした。

 そのほかには、宮藤官九郎が脚本を手掛けたTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」、連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・寅子(伊藤沙莉)の口癖「はて?」、Netflixシリーズ「地面師たち」で怪しい関西弁を操る法律屋・後藤(ピエール瀧)が発する「もうええでしょう」など、ドラマ関連のワードがノミネートされている。(編集部・入倉功一)

2024年「ユーキャン新語・流行語大賞」候補30語は以下の通り(50音順)

「アサイーボウル」「アザラシ幼稚園」「インバウン丼」「裏金問題」「界隈」「カスハラ」「コンビニ富士山」「侍タイムスリッパー」「初老ジャパン」「新紙幣」「新NISA」「ソフト老害」「トクリュウ」「南海トラフ地震臨時情報」「猫ミーム」「はいよろこんで」「8番出口」「はて?」「BeReal」「「被団協」「50-50」「ふてほど」「Bling-Bang-Bang-Born」「ブレイキン」「ホワイト案件」「マイナ保険証一本化」「名言が残せなかった」「もうええでしょう」「やばい、かっこよすぎる俺」「令和の米騒動」

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