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Travis Japan松田元太、尾上右近を初対面から“けんけん”呼び「日々大好きが増しています」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月12日 20時16分

 Travis Japanの松田元太が12日、TIAT SKY HALL(東京都大田区羽田空港内)で行われた映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日全国公開)の劇中歌初お披露目イベントに尾上右近と登壇。超実写プレミアム吹替版の声優に抜てきされた二人は、息の合ったトークで会場を盛り上げた。

 本作は『ライオン・キング』の主人公・シンバの父親であるムファサと、彼と王家の血統を受け継ぐタカ(後のスカー)の若き日の物語。兄弟の絆で結ばれたムファサとタカが、冷酷な敵ライオン・キロスから群れを守るため、新天地を目指してアフリカ大陸横断の旅に出るさまが描かれる。尾上は本作の主人公・ムファサ役、松田はムファサと兄弟の絆で結ばれたタカ役を務める。

 二人はこの日、イベント初共演となったが、尾上が「嬉しいです。今回は兄弟の物語。松田くんと一緒にいると、興奮と緊張、ワクワクが止まりません」と話すと、松田もこれに応えるように「けんけん(尾上の愛称)とこうしてお仕事をさせてもらうのが嬉しいです。しかも今回は兄弟役。ワクワク、ウキウキ、ウェイウェイが止まりません!」とテンション高く息を合わせる。尾上は「この間、取材で10時間くらい一緒にいたんですけど、すぐ仲良くなれました」と松田との関係を明かす。

 初対面の印象を聞かれると、尾上は「実際会うとメディアを通じて見る姿が重なるどころか、礼儀正しくて、僕のことを信じてくれて、甘えてくれて、大好きです。僕も彼を信じられるからこそムファサで居られるし、感謝しています」と話す。松田も「僕も初めてお会いした時に、『けんけんと呼んでいい』って言われて、お兄ちゃんという感じがしました。明るくてユーモアがあって素敵な先輩です。大好きになって、日々大好きが増しています」と話した。

 2人は揃って声優初挑戦。尾上は「いわゆる本国のオリジナルの部分と、会話のタイミングが決まっていて、話す長さが秒で決まっている。1日目は秒で話すことに集中しすぎてしまって、帰りの電車でいろんな人の会話が秒で聞こえてきたりしました。そこに縛られる部分もあったんですけど、徐々に(声優の)型に入っていく感じがあって、それは歌舞伎と似ているなと思いました。出来る限りの事は魂を注げて取り組めたと思います」と感想を述べ、松田も「ディズニーの歌をいざ自分が歌うとなると、むちゃくちゃ難しかったです。新しい発見がありました。J-POPとは違って、お芝居の延長線上に歌があって、それが楽しくて、自分がライオンになった感じで、ずっとエキサイティングして歌っていました」と振り返った。

 その後、壇上で二人仲良く劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を肩を組んで生披露した。松田は「ムファサとタカの絆を感じれました。感動しました」とご機嫌。歌い終えた後、「もう一回聴きたい」とリクエストを受けると、尾上は「ムファぶり(無茶振り)ですね」とユーモアを飛ばしつつ、同じ歌をもう一度熱唱。二度目はステージを降りて客席に飛び出して歌うサービス精神たっぷりのパフォーマンス。アンコールを終え、尾上は「楽しかったです!」と嬉しそうな表情を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)

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