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高橋文哉&西野七瀬『少年と犬』3月20日公開!1匹の犬の3,000キロに及ぶ旅路…超泣ける特報公開

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月8日 5時0分

 馳星周の累計発行部数50万部を突破する小説を、高橋文哉と西野七瀬のダブル主演で映画化する『少年と犬』の公開日が2025年3月20日に決定し、特報と新たなビジュアルが公開された。

 馳星周が2020年に発表し、第163回直木賞を受賞した「少年と犬」は、様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説。大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬・多聞が、南の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流を描くもので、映画では原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えたストーリーとなる。脚本を『ディア・ファミリー』(2024)の林民夫が、監督を『ラーゲリより愛を込めて』(2022)、『糸』(2020)などの瀬々敬久務める。

 多聞と共に旅をする和正に高橋文哉、多聞に命を救われる美羽に西野七瀬。特報は、美羽の「どうしても会いたい人のところに、犬が何千キロも旅をするって話、信じられる?」という語りかけから始まる。

 穏やかな表情の美羽とは対照的に、必死に何かを追いながら「多聞!」と叫ぶ和正。そして大切な人に会うために5年の歳月をかけ、東北から九州までを駆け抜ける多聞の遥かな旅の一端が収められている。旅の最後には何が待ち受けているのか。なぜ、美羽は涙を流しているのか? 多聞の3,000キロにもおよぶ旅路に想像を掻き立てる映像となっている。

 併せて公開された新ビジュアルには、鋭いまなざしでどこかを見つめる和正、憂いを帯びた表情の美羽に加え、波打ち際で海の方角を見つめる多聞の姿が収められている。(編集部・石井百合子)

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