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実写ドラマ「ゴールデンカムイ」鶴見中尉と江渡貝のダンスシーン登場 こだわりの衣装にも注目

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月10日 10時0分

 野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写ドラマ化した「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」の第6話「職人の鑑」が10日の午後10時より、WOWOWで放送・配信される。「刺青人皮(いれずみにんぴ)」争奪戦をかき回す天才剥製職人・江渡貝弥作(古川雄輝)が登場。鶴見中尉(玉木宏)とのダンスシーンも見どころだ。また、ファンの要望に応える形で、応援上映イベントの開催も決定した。

 「ゴールデンカムイ」は、明治時代の北海道を舞台に、日露戦争帰りの元兵士・杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田杏奈)が、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐって、大日本帝国陸軍第七師団中尉・鶴見篤四郎(玉木)や、新撰組副長・土方歳三(舘ひろし)らと攻防を繰り広げる冒険活劇。映画に続く連続ドラマ版では、脱獄囚たちの体に金塊の在りかを刻んだ「刺青人皮」をめぐる、三つ巴のバトルが激化する。

 前回、牧場経営者エディー・ダン(モーリー・ロバートソン)の依頼で、ヒグマたちと壮絶な戦いを繰り広げた杉元たち。第6話では、ダンから怪しげな革を用いた本を見せられた杉元一行が、その革職人の館で刺青人皮の目撃情報があったと聞き、夕張へ向かう。そのころ、土葬された墓から人間の体を持ち去る怪しげな人物をマークしていた鶴見中尉は、夕張で剥製工房を営む江渡貝弥作にたどり着く。江渡貝の精巧な技術に目を付けた鶴見は、言葉巧みにその懐に入り込み、思いもよらないことを持ち掛ける。

 普通の好青年に見える江渡貝だが、実はくせ者がそろった「ゴールデンカムイ」のキャラクターのなかでも、ひときわ異彩を放つ人物。剥製作りの腕前は確かだが、彼の家には深い闇が隠されている。江渡貝を演じる古川は、10kgの減量に加え、体脂肪率を10%以下に落として腹筋を披露。また、江渡貝と鶴見のやり取りも見どころ。特に2人のダンスシーンは、曲作りから振り付け、せりふ合わせなども含め、かなりの時間をかけて撮影されたという。

 2人のダンスと共に、原作でも相当なインパクトを残した江渡貝の“ファッションショー”も登場。特殊造形チームが古川の体を型取りして制作した、江渡貝が身につける独特な衣装はもちろん、江渡貝邸の室内インテリアも細部まで飾り込まれており、撮影現場に訪れた原作者・野田サトルが「原作以上の作り込みに感動した」と言うほどの出来映えに注目だ。さらに後半では、炭鉱を舞台にした攻防が展開。美術チームが手作りでトロッコやレールを準備し、実際にレール上でトロッコを走らせて撮影したチェイスシーンが繰り広げられる。

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