「光る君へ」刀伊の入寇&望月の歌フラグか 2大イベントに期待!
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月10日 20時52分
吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の10日放送・第43回、そして次回予告では視聴者の関心強い事件、事象へのフラグが登場し、「ついに」「いよいよ」と期待の声で盛り上がっている(※一部ネタバレあり)。
第43回のサブタイトルは「輝きののちに」。左大臣・道長(柄本佑)と覇権争いを繰り広げていた三条天皇(木村達成)だが、内裏で度々火事が起こったうえに、にわかに体調を崩し、道長は「お目が見えず、お耳も聞こえておらぬ。このままでは帝としてのお務めは果たせぬ」と譲位を迫る。一方、道長に怯える三条天皇は実資(秋山竜次)に助けを乞い、実資は道長に、帝に無理やり譲位を迫るべきではないと説得を試みる。
実資VS道長の「禅問答」のような舌戦も注目を浴びたが、その実資が隆家(竜星涼)に接触したことで「刀伊の入寇」へのフラグが。実資が、陣の定めにも出てこない隆家を心配して見舞いに訪れると、隆家は目を患いかなりつらそうな様子。聞けば、昨年の狩りで木の枝が目に刺さり、その傷が癒えずにしばしば痛むのだという。すると実資は大宰府に目の病を治す腕利きの薬師がいるといい、隆家に大宰府行きを勧めた。隆家はすぐさま道長に空きがあるという太宰大弐の職を願い出て、道長はこれを快諾した。
「刀伊の入寇」とは寛仁3年に異国の海賊が九州地方に侵攻した事件で、当時大宰権帥だった隆家がこれを撃退したことから英雄と言われている。隆家の大宰府行きが決まったことから、SNSでは「刀伊の入寇が近いんだな」「大宰府行きの流れができた」「これがあの大活躍につながるのね」「刀伊の入寇来るー!」「刀伊の入寇やるのかな?」と大興奮。
なお、もともと大宰大弐は行成(渡辺大知)が希望していたポジション。さらに、武者の双寿丸(伊藤健太郎)も主人・平為賢(神尾佑)と共に隆家に伴うこととなり、「大宰府が大人気」「みんな大宰府に」「大宰府ブーム来てるの?」といった声も。さらには実資いわく薬師が宋人であることから、ある人物が再登場する可能性にも期待が寄せられている。
そして、次回予告では道長がかの有名な歌「この世をば…わが世とぞ思ふ」を詠む場面が登場。多くが心待ちにしていた歌の登場に「望月!」「きたああああ!」「ついにあの歌!」「来週はいよいよ望月クルー」「もう望月の歌が来ちゃう」と一斉に歓喜の声が寄せられた。道長が歌を詠む場面もさることながら、気になるのは本作でどのように歌の解釈がなされているかということ。望月の歌は、最高権力者となった道長の「傲慢」の象徴との説もあるが、果たして……。(石川友里恵)
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