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「海に眠るダイヤモンド」朝子、鉄平への一途な思いに「健気でかわいい」の声 オーディションの演技に反響

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月10日 23時47分

 神木隆之介が主演を務める、「アンナチュラル」「MIU404」の脚本家・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子による日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第3話「孤島の花」が10日に放送。主人公・鉄平(神木)を健気に思い続ける朝子(杉咲花)の姿と、オーディションのシーンで見せた演技がX(旧Twitter)でも反響を呼んだ。(ネタバレあり。以下、第3話の内容に触れています)

 本作は、高度経済成長期と現代の日本を結ぶ、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした、70年にわたる愛と友情、家族の物語。端島の炭鉱員の家で生まれ育った鉄平と、現代のホスト・玲央(神木/一人二役)という、違う時代に生きる主人公を描く。

 1957年、ついに水道が開通した端島は、新しい鉱員アパートや小中学校の新校舎も完成し、人口も出炭量も増え、最盛期を迎えようとしていた。そんななか、かつて端島を舞台に製作された映画「燃ゆる孤島」の続編を撮るために、プロデューサーの夏八木(渋川清彦)が島にやってくる。

 活気に満ちた今の端島をフィルムに収めたいと熱く語る夏八木に、鉄平も端島のためになると乗り気。島民たちを対象に出演者オーディションが行われることになる。皆が一気に浮き足立つ中、夏八木から声をかけられた銀座食堂の看板娘・朝子もまた、こっそりと演技の練習を始めていた。

 オーディションで「私の初恋の人にそっくりだわ……」というセリフを読む朝子は、夏八木から臨場感ある演技を絶賛され、その様子を見ていた島の人々も感心。実際に、朝子を演じる杉咲の演技に魅了された視聴者も多かったようで「演技、朝子ちゃん上手い!さすが!」「そりゃあなたなんたって目の前にいるのは杉咲花ですから 笑!!」など、Xには絶賛の声が。杉咲が女優を志すヒロインを演じた連続テレビ小説「おちょやん」(2020~2021)を思い出した視聴者も多かったようで「朝子に女優を…あれ『おちょやん』始まる?」などの声もあがった。

 劇中では、朝子の初恋の思い出も明らかに。オーディションで初恋の相手が「鞍馬天狗」だと語った朝子。実は、銀座食堂でいつも花を飾っている色ガラスの空き瓶が、幼いころ、赤痢に苦しむ朝子を励ますため、鞍馬天狗の格好をした鉄平が贈ったものだったと判明し、その一途な思いに「朝子ちゃんが健気で可愛すぎる」「あの瓶って花瓶にしてるやつだよね?? 朝子健気でかわいい」などの声が。後半では、幼いころの記憶を思い出した鉄平が、鞍馬天狗が自分だったことに気づく展開も描かれ、二人の姿に「鉄平と朝子ちゃんかわいい」など反響を呼んだ。

 また、現代の東京で “忘れられない人”に似ている玲央を、端島へと導く謎の婦人・いづみ(宮本信子)が、朝子(杉咲)、幼馴染の百合子(土屋太鳳)、謎の女性リナ(池田エライザ)の誰かではないかと話題になっている本作。第3話では、特に朝子とのつながりを思わせる演出が数多く登場し「今回は朝子に見える」「いづみさん誰なんだ…!」など、Xでは引き続き考察が飛び交っている。(西村重人)

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