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「金カム」も話題の柳俊太郎、バレーボールのアクシデントで気を失う 高校時代の悪夢のような体験

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月16日 17時11分

 俳優の柳俊太郎(※「柳」は木へんに夘)が16日、都内で行われた映画『他人は地獄だ』の公開記念舞台あいさつに登壇し、高校時代の悪夢のようなエピソードを明かした。

 本作はドラマ化もされた韓国発のウェブコミックを、舞台を日本に移して実写化。地方から恋人のメグミ(岡田結実)を頼って上京してきた青年ユウ(WATWING・八村倫太郎)が、シェアハウス「方舟」に入居し、方舟のリーダー的存在であるキリシマ(柳)らと出会ったことをきっかけに不可解な出来事に遭遇していく。イベントには柳とともにW主演を務めた八村、恋人メグミ役の岡田のほか、三浦健人、鈴木武、星耕介、児玉和土監督も登壇した。

 柳は「今、公開の実感を味わっています。お客さんの目の前に立って初めて実感ができるんです。みんなと久しぶりに会えて懐かしいし、ここから映画が巣立っていくんだなと思うと感慨深いです」と公開を迎えた心境を話す。

 自身が演じた役柄について聞かれると、柳は岡田の顔を見つめながら「めちゃくちゃ可愛い役で……俺だよね、ヒロインは」とユーモアを交えたコメントで会場を笑わせる。岡田がすかさず「めちゃくちゃ可愛かった!」とフォローを入れ、八村も「確かに瞳は一番大きかったですね」と話していた。

 柳が演じたのは、シェアハウス「方船」のリーダー的存在の得体のしれない青年。役づくりについて、柳は「監督と衣装合わせの段階で、どことなく違和感をつけたいという話をしていたので、人間味のなさみたいなところ、不思議な存在であること、絶妙な動きとかを意識して作り上げました。それが結構大変でした。難しかったです」と述懐。「人と対峙した時に出る人間味をできるだけ抑えて、恐怖に持っていければいいなと思って演じていました」と工夫も明かした。

 プライベートの話題として「これまで悪夢と感じたこと」を聞かれた柳は、高校時代のエピソードを紹介。「バレーボールをしていた時、突然体育館中に音が響いて、左足の脛が折れたんです。疲労骨折でした。気を失ったんです。今まで頑張ってきたことがそれで全て水の泡になりました。大会の前なのにって……。これは悪夢でしょ。それを糧に今頑張って生きてるんです」と苦い青春の一幕を振り返った。

 原作は日本のLINEマンガで 2018年8月から連載が始まり、国内累計閲覧数で7000万views(2024年8月時点)超え。世界8か国語で配信され、全世界で累計閲覧数9.8億views(2024年6月時点)を記録。2019年にはイム・シワン、イ・ドンウクという韓国2大スターで連続ドラマ化された。(取材・文:名鹿祥史)

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