バカリズム脚本×「ブラッシュアップライフ」制作チームの新ドラマ「ホットスポット」、主演は市川実日子

　安藤サクラ主演の人気ドラマ「ブラッシュアップライフ」の制作チームが、同作で脚本を務めたバカリズムと再タッグ組んだ、2025年1月期の連続ドラマのタイトルが「ホットスポット」（毎週日曜よる10時30分～）であることが発表され、主演を実力派俳優・市川実日子が務めることが明らかになった。市川は民放連続ドラマ初主演となる。

　「ホットスポット」は、日本が誇る富士山の麓にある山梨県のとある町を舞台に繰り広げられる“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”。ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美（41）は、ある日、ひょんなことで宇宙人に出会うが、世の中の酸いも甘いも経験してきた清美は、宇宙人の機嫌を損ねないレベルで仕事や私生活のちょっとした事件の解決をお願いしていく。

　脚本のバカリズムは、本作を「地元にエイリアンが来る、人間のコメディーです。ぶっ飛んだ話というと、多分全然ぶっ飛んでねーじゃんってなると思うんで。ものすごく地味なお話ですね」と紹介。主演の市川も「時々声を出して笑ってしまうくらい可笑しくて、ひとってなんだか可愛らしい生き物だなと感じました」とコメントを寄せている。

　小さな田舎町の平凡な日常と、宇宙人というファンタジーの融合がどんな物語を生み出すのか。「不思議な出来事が起こったり起こらなかったりする」バカリズムならではの一筋縄ではいかないSFドラマが期待される。（高橋理久）

バカリズム、市川実日子のコメント全文は以下の通り。

市川実日子（遠藤清美 役）

Q：本作の主演のオファーを受けた際の感想、バカリズムさんの台本を読んだ感想を教えてください。
最初はとてもびっくりしましたが、「全スタッフキャストが、きちんと食べて・きちんと休む。生活環境が整った現場作りを目指します」というこのチームの志を伺って、共感し、そんなチームからお誘いいただけることを嬉しく思いました。
バカリズムさんの脚本は、時々声を出して笑ってしまうくらい可笑しくて、ひとってなんだか可愛らしい生き物だなと感じました。

Q：主人公・遠藤清美はどんな人ですか？どのように演じていきたいですか？
清美は山梨県に生まれ育ち、子育てをしながら仕事をして。ひたむきに朗らかに日常を過ごす女性です。ある出来事から、地元の幼馴染と頻繁に会うようになります。面白い脚本なので、面白いって思わずに演じたいです。

Q：演じるにあたって、楽しみにしていること
会話劇で台詞のやり取りがとても多いので、お会いする共演者のみなさんが口々に「練習しましょう。協力していきましょう」と、イン前から手を取り合う空気感になっています。
どんなチームになっていくか楽しみです。