真矢ミキ、『踊る大捜査線』沖田役で傷ついた過去も…初参加から21年「いまは感謝しかない」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月15日 21時17分
女優の真矢ミキが15日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『室井慎次 生き続ける者』の初日舞台あいさつに登壇。久々の「踊るプロジェクト」参加に、熱い思いを吐露した。イベントには、主演の柳葉敏郎、共演の福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、筧利夫、松下洸平、本広克行監督も参加した。
『室井慎次 生き続ける者』は、『踊る大捜査線』シリーズで柳葉が演じた室井慎次を主人公に、過去の事件にも絡む新たな事件を描いた2部作の後編。真矢は、現・警視庁長官官房審議官の沖田仁美にふんする。
真矢は「今回本当にワンカット、ツーカットぐらいしか出ていないんですよ」と恐縮しつつ、「お話をいただき、沖田をやるんだと思ったとき、どこか本拠地に戻った気持ちになりました」と心境を語る。
真矢が『踊る』シリーズに登場したのは、2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』から。真矢は「あのころ宝塚を辞めたばかりで、オーディションをいろいろ受けていた時期でした。すごい現場に入らせていただいたなと思いました」と振り返ると「それからは沖田のイメージが強く、15年ぐらいは初めて会う役者さんたちも『嫌な奴なんだろうな』という顔をされ、30代のころは傷ついた部分もあったのですが、いま考えると感謝しかない作品です」と思いを吐露する。
しかし真矢は今回の作品の台本を読んだ際、「感動したのですが、これでいいのかな」という思いがあったと胸の内を明かす。沖田はこれまでのシリーズで、何度も室井の窮地を救った存在。真矢は「室井さんがいない『踊る』なんてどういうことなんだろうって思ってしまった」と吐露し、「すごく複雑な思いで臨んだんです。でも時間が空いていたなか、沖田にスッと戻れた。自分のなかで、しっかりと沖田が住んでいたんだなと思いました」と嬉しそうに語っていた。
そんな真矢に柳葉は「本当に久しぶりだよね。室井と沖田が一緒のシーンはなかったのですが、今回、真矢さんに会えるのも楽しみだった」と顔をくしゃくしゃにして喜ぶと、真矢は「室井を見ていると柳葉さんそのもの。柳葉さんの温かいお人柄が出ている。本当に最後かと思うと残念でならない。(プロデューサーの)亀山さんに『どういうことなんですか!』と言ったんです」と裏話を披露。柳葉は「もう、君たちに託したから」と真矢に声をかけていた。(磯部正和)
この記事に関連するニュース
-
『室井慎次』想像以上の新キャラ誕生 脚本・君塚良一が絶賛する“本広演出”の妙
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月15日 7時3分
-
『室井慎次』日向杏はより凶悪、リクは完全洗脳だった…亀山Pが明かす初期設定&キャスティング秘話
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月8日 7時3分
-
映画『室井慎次』開いた扉、青島の登場が“新たなる希望”に 亀山千広プロデューサーを直撃
ORICON NEWS / 2024年12月4日 7時30分
-
『踊る大捜査線』完結編から12年…なぜ今“最後の室井慎次”を描いたのか 亀山千広Pが背負った責任
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月1日 6時54分
-
2部作を徹底解説!『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者 シナリオ・ガイドブック』11月29日発売!!
PR TIMES / 2024年11月28日 19時15分
ランキング
-
1《女性に解決金9000万円》中居正広を支えていた薬指に指輪の“10年愛”パートナー…トラブル前後で打ち明けた「お酒を飲まないと女の子と話せない」状態
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 16時15分
-
2中居正広騒動に「上納システム」の指摘、失態続きのフジテレビに問われる説明責任
週刊女性PRIME / 2024年12月26日 16時30分
-
3「残酷すぎる」源田壮亮、衛藤美彩を泣かせた“愛妻家アピール”不倫で剥がれた化けの皮
週刊女性PRIME / 2024年12月26日 16時0分
-
4ホラン千秋 「Nスタ」卒業を涙で報告 来年3月 17年から出演 理由は…「泣かせないでよー」絶叫も
スポニチアネックス / 2024年12月26日 17時48分
-
5太田光、M-1決勝で「素晴らしい!」「あのネタほしい」と大大大絶賛したコンビとは?
スポニチアネックス / 2024年12月26日 18時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください