バチカンを震撼させる秘密とは レイフ・ファインズ主演『教皇選挙』2025年3月公開決定

　映画『ハリー・ポッター』『007』シリーズなどで知られるイギリスの名優レイフ・ファインズ主演の新作映画『コンクラーベ（原題） / Conclave』が、『教皇選挙』の邦題で2025年3月20日に日本公開されることが決定した。

　キリスト教最大の教派・カトリック教会の最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇の死去から幕を開ける本作。ローレンス枢機卿は、悲しみに暮れる暇もなく、新教皇を決める教皇選挙（コンクラーベ）を執り仕切ることに。世界中から100人を超える候補者が集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る。

　ファインズがローレンス枢機卿を演じ、スタンリー・トゥッチ（『プラダを着た悪魔』）、ジョン・リスゴー（『愛と追憶の日々』）、イザベラ・ロッセリーニ（『ブルーベルベット』）などベテラン俳優たちが脇を固める。

　メガホンを取ったのは、『西部戦線異状なし』（2022）が第95回アカデミー賞国際長編映画賞はじめ4冠を達成したエドワード・ベルガー監督。脚本は『裏切りのサーカス』（2011）などのピーター・ストローハンが担当する。（編集部・入倉功一）

映画『教皇選挙』は2025年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開