ダニエル・クレイグがDC映画参戦か ルカ・グァダニーノ監督と『サージェント・ロック』企画中

　『007』シリーズのダニエル・クレイグと、『君の名前で僕を呼んで』『チャレンジャーズ』のルカ・グァダニーノ監督が、DCの新作映画『サージェント・ロック（原題） / Sgt. Rock』の製作に取り組んでいるとDeadlineほか各メディアが報じた。

　本作は、第2次世界大戦の英雄フランクリン・ジョン・ロック軍曹の活躍を描くDCコミックスの映画化と見られるが詳細は明かされていない。同サイトによると、かつてブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーを主演に映画化が企画されたが、いずれも実現しなかった。

　今回の映画化は、ジェームズ・ガンとピーター・サフランによるDCスタジオの新経営陣のもとで企画されており、契約はまだまとまっておらず、頓挫する可能性もあるとのこと。脚本は、グァダニーノ監督の『チャレンジャーズ』も手掛けたジャスティン・カリツケスが執筆しているという。クレイグとグァダニーノ監督は、作家ウィリアム・S・バロウズの自伝的小説が原作のA24映画『クィア（原題） / Queer』でタッグを組んでいる。（西村重人）