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岩田剛典、3度目の福田組でファン離れ危惧 松山ケンイチ&染谷将太「衝撃でした」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月21日 21時36分

 岩田剛典が21日、都内で行われた『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(12月20日公開)の完成報告会に登壇し、ファンに自分の元から離れていかないようお願いたし。この日は主演の松山ケンイチと染谷将太をはじめ、勝地涼、白石麻衣、川口春奈、山田孝之、窪田正孝、藤原竜也、福田雄一監督も来場した。

 本作は、神の子イエスと悟りを開いたブッダが、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでバカンスを満喫する日常を描き、アニメ、ドラマ化もされた中村光の漫画「聖☆おにいさん」を実写映画化。中村が映画のために描いた長編エピソード「スクリーンへの長い途(みち)」に基づき、神や仏、天使、悪魔が入り乱れるストーリーが展開する。

 撮影を振り返り、イエス役の松山とブッダ役の染谷は「初期の頃は二人のシーンが多くて平和でした。ここにいる豪華キャストの方々が撮影に参加してきてから、とにかく大変だった。(笑いを)こらえられない」と口々に話し、染谷は「台本にないことを…。(ミカエル役の)岩田さんが急に踊り出してラップが始まって、このシーン、ラップだったの!? って衝撃でした」と暴露。松山も「(白石演じる)弁才天もめっちゃ怒ってるし。台本になかった」と続けた。

 岩田にとって、福田組参加は映画『新解釈・三國志』(2020)、Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(2023)に続き3度目。岩田は「あれは何なんでしょうね。自分でもよくわからないんですけど福田組3回目ということで、自分の中で何かしなきゃみたいなプレッシャーと闘った作品でもあって、ああなりました」と説明。白石は「わたしの役は芸術や音楽になると気合いが入る役で、監督にクランクインした時に『とにかく大声で』と言われたので、それだけを意識して弁才天を演じたらあんな感じに。あとはもう岩田さんについて行くのに必死でした」と振り返った。

 帝釈天役の勝地は「岩ちゃんに圧倒されて、俺あんまり爪痕残せなかった」と肩を落とす。撮影前に松山から「岩田くん凄かったよ」と言われプレッシャーになったことも明かすと、松山は「言い方間違えた。あまりにもすご過ぎて、今の俳優は台本にないものも持ち込むのが普通なのか聞きたかっただけなの」と釈明し、「いやもう、岩田くん衝撃で…」と吐露。岩田は思わず「公開されたあとも、どうか僕のファンの方々は僕のファンのままでいてください」とお願い。会場からは黄色い悲鳴が上がるも、岩田は「それくらい心配です」とファン離れを危惧していた。(錦怜那)

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