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上川隆也、破天荒ヒーロー役でフジ制作の連ドラ初主演 不動産ミステリー「問題物件」ドラマ化決定

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月22日 5時0分

原作:大倉崇裕

ドラマ化のお話をいただき確認してみたところ、「問題物件」の第一話を書いたのは、2011年の秋でした。10年以上前の作品に、今こうしてドラマ化という新たな光を当ててくださった事、とてもうれしく、光栄に思います。ミステリードラマは大好きで、ミステリー小説を書く合間にミステリードラマを見るという生活を送っています。ご出演いただく皆様は、そんな私にとって憧れ、伝説の方ばかり。自分の書いた物語がどのような形になるのか、今から楽しみでなりません。ただ、一つ心配なことが。原作の中には怪談めいたエピソードが何話かあります。自分で書いておいて何なんですが、私は怖い話が大の苦手でして、それが映像でどう再現されるのか、ちょっとビクビクしています。夜、寝られなくなったらどうしましょう。

プロデュース 江花松樹(フジテレビ)

国内の総住宅数は6,500万以上あるらしい。その中で、<心理的瑕疵(かし)物件>ーいわゆる“事故物件”ーと呼ばれる物件の数は、1年に1万件以上のペースで積み上がっているとも言われます。そう考えると、今私たちが住んでいる家で、何かが起きてもおかしくない…。そんな怪奇現象が起きる問題物件を、クセと嗅覚が強い主人公が鮮やかに、バチッと解決します。呪い、幽霊、金縛り…おうちのトラブルどんとこい。コメディーからシリアスまで…変幻自在の演技力を持つ“ワンダフル!”な上川さんをお迎えして、ワンランク上のエンターテインメントをお届けできればと思います。是非、お楽しみに!

プロデューサー 貸川聡子(共同テレビ)

「問題物件」の原作に出会ったのは10年ほど前になります。「福家警部補の挨拶」「警視庁いきもの係」と、大倉先生の著作を2シリーズ映像化させていただきましたが、そのどれにも似ていない、爆発的な個性をもつこの作品に、一気に魅了されました。弾むようなキャラクターとスピード感、そしてしっかりとミステリーの骨格を持った物語……そんな原作の魅力をそのままに、ドラマならではのホラー的な映像のワクワク感やテンポの良い会話劇をさらに楽しんでいただけるよう、チーム一丸となって作っています。ミステリードラマ界で唯一無二の存在感を放つ上川隆也さんを、この犬頭というとんでもなく破天荒な役でお迎えできることにプレッシャーを感じつつ、高揚感が止まりません。
不動産に隠された謎と秘密にゾクゾク、コミカルな会話劇にワクワク、そして鮮やかな解決にスカッと! さらに可愛(かわい)い犬も重要な存在として登場します。一粒で何度も美味しい、新しいユーモアミステリードラマ「問題物件」にどうぞご期待ください!

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