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松平健「暴れん坊将軍」17年ぶり復活!年明け1月4日に新作放送、三池崇史監督&脚本・大森美香がタッグ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月29日 5時0分

 1978年から2003年まで放送された松平健主演の人気時代劇「暴れん坊将軍」が17年ぶりに復活し、テレビ朝日ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」として、2025年1月4日よる9時から放送されることが明らかになった。還暦となった八代将軍・徳川吉宗が、“世継ぎ問題”で苦悩するというストーリーで、映画『クローズZERO』などの三池崇史が監督、大河ドラマ「青天を衝け」の大森美香が脚本を手がける。あわせて、白馬にまたがる吉宗の最新ビジュアルが公開された。

 「暴れん坊将軍」は“名君”と誉れ高い吉宗が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助(通称:新さん)として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快時代劇シリーズ。シリーズ12作のほか、「最終回スペシャル」(2003年4月)、「春のスペシャル」(2004年3月)、「テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル」(2008年12月)を合わせた放送回数は832回で、同じ俳優が演じた単一ドラマでは、故・大川橋蔵主演の「銭形平次」の888回に次ぐ長寿番組として、幅広い層に愛されてきた。

 17年ぶりの新作となる「新・暴れん坊将軍」は、吉宗の治世となってから二十有余年を経た江戸の町を舞台に、還暦を控えた吉宗が“世継ぎ問題”に直面する。長年培ってきたシリーズの世界観や魅力はそのままに、後継問題に揺れる吉宗と江戸城内の人間模様、城下町で起こる陰謀渦巻く難事件を、新たなキャラクターと時代性を加えて描いていく。

 今年芸能生活50周年という節目を迎え、28日に71歳の誕生日を迎えたばかりの松平は、20代から70代まで約半世紀にわたって“上様”を演じ続けてきた。今回の復活について、「『暴れん坊将軍』、そして吉宗は私の芸能生活とともに生き、“俳優・松平健”を育ててくれた、とても大切な存在。だからこそ、今回のオファーはこの上なくうれしかったですね。ずっと復活を熱望していたので、実現することができて本当に感激しています」と喜びのコメントを寄せている。

 撮影は、京都東映撮影所でスタート。久々の撮影に挑んだ松平は、「いざ演じてみたらまったくブランクを感じることなく、すんなり入ることができました。気持ちとしてはシリーズ当時のまま、あまり変わっていないからでしょうか……。自分でもそこは少し不思議な感覚でした」と心境を告白。さらに、三池監督や大森といった新たな制作陣にも信頼を寄せており「今回は今までにない親子愛や後継争いなども描かれ、大変内容の濃い、いい作品に仕上がるのではと思っています。また、三池崇史監督らしく、立ち回りシーンは今までとはタッチの違う撮影手法にチャレンジしているので、私自身、出来上がりが楽しみで仕方がありません。ぜひ多くの方々にご覧いただきたいですね」と期待を寄せた。

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