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マーゴット・ロビー、『バビロン』の酷評&大コケに「なぜこんなに嫌われたのか今もわからない」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月28日 12時19分

 マーゴット・ロビーが、酷評が多く大コケした出演作『バビロン』(2022)への思いをポッドキャスト番組「Talking Pictures」で明かした。

 『バビロン』は、ドラッグと欲望に満ちたハリウッド黄金時代の内幕を、デイミアン・チャゼル監督が常軌を逸したトーンで描いたドラマ。約8,000万ドル(約120億円)の製作費をかけたものの世界興行収入は6,496万676ドル(約97億円)にとどまり、失敗作の烙印を押されている。それによって、それまで『セッション』『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』と高評価の作品を連発していたチャゼル監督の将来にも暗雲が。次回作はまだ決まっておらず、チャゼル監督自身も、少なくとも次回作で『バビロン』規模の製作費を得られることはないだろうと今年初旬に「Talking Pictures」に出演してこぼしていた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

 『バビロン』でサイレント時代のスター女優となるネリー役を務めたマーゴットは、「なぜ人々はこの映画が好きではないのだろう」と不思議がる司会者に対し、「わたしは今もそう言い続けている。わたしはこの映画が大好き!」と返答。

 「人々がなぜこんなにもこの映画を嫌ったのか、今も理解できないでいる。わたしは、20年後、人々が“待って、『バビロン』は当時失敗作だったの? 信じられない”と言うようになるのだろうか? と考えている。『ショーシャンクの空に』とかもそうだったわけじゃない?」と数々の名作と同様に時を経て、再評価される日が来ることを期待していた。(編集部・市川遥)

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