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実写ドラマ「ゴールデンカムイ」杉元、ブチ切れ“耳長お化け”の雄叫びに絶賛の声 “モノボケ”シーン再現も【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月28日 21時58分

 野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写ドラマ化した「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」の第8話「沈黙のコタン」が24日からWOWOWで配信中。主人公・杉元佐一を演じる山崎が見せたブチ切れ演技と“耳長お化け”ぶりにX(旧Twitter)では驚きの声が上がった。(ネタバレあり。第8話までの内容に触れています)

 「ゴールデンカムイ」は、明治時代の北海道を舞台に、日露戦争帰りの元兵士・杉元佐一(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田杏奈)が、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐって、大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)、新撰組副長・土方歳三(舘ひろし)らと攻防を繰り広げる冒険活劇。映画『ゴールデンカムイ』のその先を描く連続ドラマ版では、脱獄囚たちの体に金塊の在りかを示す暗号を刻んだ「刺青人皮(いれずみにんぴ)」をめぐる争奪戦が本格化する。

 鶴見が剥製職人・江渡貝弥作(古川雄輝)に作らせた偽物の刺青人皮を判別する希望をかけて、天才贋札犯・熊岸長庵(徳井優)が収監されている樺戸監獄に向かう杉元たち。第8話で一行は、その途中、とあるコタン(アイヌの集落)に立ち寄るが、アシリパは村の様子や男たちの立ち振る舞いに違和感を覚える。尾形百之助(眞栄田郷敦)も彼らが本物のアイヌかどうか怪しむ一方、杉元は村長たちを本物のアイヌと信じ、疑いを否定するために、あるテストを提案する。

 そこで杉元が持ち出したのが、ドラマの第3話に登場した、アイヌの人々が子どもたちを驚かせるために用いる、妙な形をした棒・キサラリ(耳長お化け)。アシリパいわく「使う者は窓の外からチラチラ出して、歯の間からこの世のものとは思えない声を出して子供を怖がらせる」という代物だが、杉元は全く恐ろしい声が出せず、「耳長お化けの才能がない」と突っ込まれていた。

 実は、このコタンの男たちは全員が樺戸監獄の脱獄犯で、村長のフリをしていた男は変装の名手である詐欺師・鈴川聖弘。彼らは村の男たちを殺し、女性たちを脅してアイヌのふりをして潜伏していた。村の男から、席をはずしたアシリパが「刺繍に夢中になっている」と言われた杉元は、彼らの正体と共にアシリパが捕えられたことを察知し、キサラリで一味の男を殴打。“この世のものとは思えない”雄叫びをあげ、それを聞いたアシリパは「あ、耳長お化けだ」とつぶやく。

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