松下洸平「光る君へ」周明の20年の空白を語る 加齢表現は両親を参考に
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月1日 20時46分
「演出に関しては(チーフ演出の)中島(由貴)監督とは朝ドラ『スカーレット』で長らくお世話になったんですけど、今回は前半のシーンではご一緒できなかったので、念願かなって約5年ぶりに中島さんと現場で台本を見ながらお話しするのがすごく懐かしい気持ちになりました。『スカーレット』のときから中島さんのおっしゃることは変わらずとても的確で、僕が読みきったと思うその先の考えをお持ちの方なので、毎回はっとさせられますし、細かいところまで見てくださるのですごく勉強になるんです。今回は特に“もっと笑顔でいいよ”とか“もっと優しい表情で”といったご指摘を受けることが多かったです」
約半年のブランクがあり「久しぶりなので少し緊張するかなとも思ったんですけど、変わらない現場でした」と安堵したものの、またしても中国語を話すシーンがあり苦戦を強いられたという。
「僕が撮影に参加した最初の頃と全く変わらず明るい吉高さんがいてくれて、現場の雰囲気も変わらずで、ある一定の緊張感を持ちながらも楽しく撮影していたので、僕も自然と前と同じような雰囲気で居られました。なんですけど、また中国語があるので……中島監督に“もう中国語はないですよね?”と伺ったら“あるよ”と言われて“あるんだ…そうか…”と(笑)。中国語のお稽古をつけていただいたときに“うわ~この感じ”と、忘れかけていた大変な気持ちを思い返しました。ちょっと苦労しましたけど、今回も先生につきっきりで見ていただいたので何とかやれました」
大宰府で再会したとき、まひろは50代に。周明はもう恨む気持ちはないというまひろに、あれからどう過ごしていたのかを語り出す。一方、まひろは道長の元を離れ、物語を書く気力もなく、周明はそんなまひろを「なぜ(道長の)妻になれなかったのだ。もてあそばれただけか」「まだ命はあるんだ。これから違う生き方だってできる」とその胸中を慮り、励ます。かつては目的を成すためにまひろを脅し命を奪おうともした周明の変化に、松下はこう考えを巡らせる。
「以前の周明って自分の命さえ軽視していたと思うんです。いつ死んだって構わないと思って生きてきた彼が、まひろに“死という言葉をみだりに使わないで”と言われたことも大きかったんじゃないかなと。ともすれば、あの一件の後に、もう失うものが何もなくなって、自ら命を絶つことも考えたはずなんですよ。でも、そこを救ってくれたまひろの強さがあったから、20年以上心の中で消えずにいたんじゃないかなと思うんですよね。まひろのために一人でいたわけではないと思いますけど、まひろに対する想いとしてはやはりそこが大きかったんじゃないかなと思います」
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