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桂正和、実写ドラマ「ウイングマン」さらなる盛り上がり約束 続編目指し応援呼び掛け

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月6日 16時27分

 6日、テレビ東京ほかDMM TV で放送・配信中の特撮ドラマ「ウイングマン」の特別トークライブが、幕張メッセで開催中の「東京コミックコンベンション2024」(通称「東京コミコン2024」)内の特設リングステージで行われ、原作者の桂正和、ラーク博士役の関智一が出席、今後の展開をひもとくヒントを明かした。

 本作は、特撮オタクの高校2年生・広野健太(藤岡真威人)が、異次元世界からやって来た謎の美少女・アオイ(加藤小夏)が持っていたドリムノートに、空想のヒーロー“ウイングマン”を描いたことで変身能力を手に入れ、異次元世界からの刺客たちとの戦いに身を投じる特撮アクション。この日の会場には大勢のファンが来場。中には宇宙刑事ギャバンのコンバットスーツに身を包んだ観客の姿も見られるなど、会場は熱気あふれた。

 アオイの父・ラーク博士役の関は、子供の頃からの「ウイングマン」ファンだったといい、今回の実写ドラマについても「それはもう最高ですよ!」と興奮が隠せない様子。「小学校3年生か4年生のころ、外に食事に行った時に『少年ジャンプ』が(お店に)置いてあって、巻頭カラーが『ウイングマン』だったんです」と出会いを語ると、「広野健太というのは、当時の僕がなりたかった存在なんです。それを描いている桂先生のことをずっと応援していて。まさか今になって実写化するなんて思ってもいなかった」と語る。

 さらに「僕ら(ファン)は常々『ウイングマン』を実写化するべきだと言っていたんです。だからようやくということで、もう満足です」と付け加えた関。また、異次元からの刺客ザシーバの声を戸松遥が担当していることに触れ「『妖怪ウォッチ』というアニメでは、戸松さんが演じるキャラクターに仕えている役なので。中の人としては面白いシチュエーションだなと思いました」と笑ってみせた。

 ドラマは現在、7話まで放送されており、これからの見どころについて質問された桂は「それは難しいな……」と思案。「ウイングガールズとか、皆さんが期待しているようなものはたぶん出ません。一応、美紅(菊地姫奈)が戦ったので、あれで良しとしてください。なんですけど……怒濤(どとう)の展開です。7話を受けてのアオイがどうなるのか……ですけど、まあ言えないですね」と言いあぐねている様子。司会者からの「わたしとしてはラブコメの要素も気になります」という誘い水に「そこに関しては、8話はすごくいいですよ」と今後の展開への期待をあおるひと幕もあった。

 その流れで「たぶんこれは言って大丈夫だと思う」と切り出した関が、「これはあまりみんな期待していないかもしれないですが、最終回までに(関が演じる)ラーク博士はもう1回出てきます」と明かすと会場からは拍手が。さらに関が「僕も台本は見てますし、演じているから言えますけど、相当感動的になっています」と語ると、桂も「最終回は相当面白いと思う。台本の感じだとね。それくらい面白かった」と太鼓判を押した。

 そしてあらためて「あと3話で、がぜん盛り上がっていくと思うので、最後まで観ていただけたら。もし続編も、という声が大きくなったら、大人たちが続編も作らないと……いうことになると思うので。応援よろしくおねがいます!」と会場に呼びかけた桂。関もステージに登場していたウイングマンに向かって「健太がドリムノートに書けばいいんだよ」と続けて会場を大いに盛り上げた。(取材・文:壬生智裕)

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