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『タイタニック』の頃からずっと面白い!LiLiCo熱弁「サウスパーク」声優陣が東京コミコン登場

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月6日 19時51分

 6日、ストリーミングサービスParamount+で配信中のアニメシリーズ「サウスパーク」のスペシャルトークショーが、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2024」内で行われ、キャラクターの吹替声優を務めるLiLiCo、金子沙希、須田祐介、佐藤せつじ、川井田夏海らが登壇し、アニメさながらギリギリのトークを披露し会場を大いに沸かせた。

 「サウスパーク」は、コロラド州の架空の小さな街・サウスパークを舞台に、4人の少年たちと彼らを取り巻く大人たちが繰り広げる騒動を描いたアニメシリーズ。ポップで可愛らしいキャラクターとは裏腹に、人種、性別、ドラッグ、階級、国籍、宗教、政治など、あらゆる領域に容赦なく切り込み、コンプライアンスやタブーを無視した痛烈かつ大胆な社会風刺や過激な描写を展開。1997年の放送開始以来、しばしば賛否両論を巻き起こしてきた。時にはあらゆる人々を敵に回しながらも、現代社会の問題を痛快に皮肉る作品として熱烈な支持を集めている。

 声優陣が劇中キャラクターの声で挨拶すると、会場からは大きな拍手。サウスパーク随一の問題児、カートマンの声を担当するLiLiCoは、本作について「アメリカで1997年に『タイタニック』がヒットした時からずっと面白いまま続いている作品なんです! 当時は毎週やっていたので、その週で話題になっている時事問題を早急にエピソードにしているんです。しかも面白いオチをちゃんとつけて! 日本でもParamount+で配信が開始されているので大いに期待していただきたいです。でもひょっとしたら観ない方がいいかもしれない..!」と文字通りの“不適切アニメ”の魅力を熱弁する。

 さらにLiLiCoは、共演陣を前に「彼はずっと出ているエピソードと、全然出てこないエピソードがあるんです。でも登場するとずっと喋るんです。だからアフレコ中にセリフを噛んでしまい皆さんに迷惑かけっぱなしですので、できれば皆とは一緒にアフレコしたくないです」と語った。

 そんなLiLiCoに、不死身の少年ケニー役を担当する佐藤が「カートマンの声は特徴的で1エピソードを収録するだけで大変だと思いますけど、複数エピソードを収録する時は喉は大丈夫なんですか?」と質問。これにLiLiCoは「実はこの『サウスパーク』のせいで声帯の手術をしました。手術して3年くらい経ちますけど、最近は先生と一緒に発声練習をしっかりやるようになったので、もう大丈夫です!」と体を張って「サウスパーク」に挑んでいることを告白し、会場を驚きに包んだ。

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