西畑大吾「新・暴れん坊将軍」吉宗の嫡男・家重役に決定 初のまげ姿&利き手封印 レイピアの殺陣に挑む
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月8日 5時0分
なにわ男子の西畑大吾が、松平健主演の人気時代劇シリーズが17年ぶりに復活を遂げる、テレビ朝日ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」(2025年1月4日・よる9時~)で、主人公・徳川吉宗(松平)の嫡男・家重役を務めることが明らかになった。初のまげ姿を披露し、利き手ではない左腕で洋剣“レイピア”を操る難役に挑む。
1978年から2003年にかけて放送された「暴れん坊将軍」は、八代将軍・徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助(通称・新さん)として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇シリーズ。17年ぶりの新作となる「新・暴れん坊将軍」では、映画『クローズZERO』などの三池崇史が監督、大河ドラマ「青天を衝け」の大森美香が脚本を担当。吉宗の治世となってから二十有余年を経た江戸を舞台に、世継ぎ問題に揺れる吉宗と江戸城内の人間模様、さらには城下町で起こる陰謀渦巻く難事件を描く。
西畑が演じる家重は、病により右腕が動かず、言葉を滑らかに話すことができないという役柄。自身の体や会話がままならぬもどかしさから別邸にこもりがちで政治にも関心を見せず、城内では文武両道の次男を後継に推す声が上がっており、吉宗も継嗣問題に頭を悩ませている。
そんなある日、新之助となって町に出た吉宗は、ある騒動に遭遇し、洋剣“レイピア”を自在に操る男と出会う。べらんめえ口調で商家の三男坊“徳長福太郎(とくなが・とみたろう)”を名乗るその男こそ、ほかならぬ家重だった。まさか息子が、自分と同じくこっそりと城を抜け出して庶民と交流し、刀を握ることすらかなわないはずが、しなやかな身のこなしでならず者たちをなぎ倒し、流ちょうに江戸言葉を話す。にわかには信じられない事態に吉宗も衝撃を受けることに。吉宗と家重の間に横たわる深く切ない確執が大きな波乱を生み、やがて将軍家に恐ろしい陰謀が迫る。
「必殺仕事人」(2022年/テレビ朝日・朝日放送)で時代劇を経験し、その際は少年絵師にふんした西畑だが、本作では将軍家の世継ぎ役に挑戦。「松平さん演じる吉宗の嫡男に選ばれるとは思っていなかったので、めちゃくちゃびっくりしました。でも、長く愛されてきた歴史ある作品に加わることができ、とても嬉しいです」と心境を明かす。
初のまげ姿にも挑み「羽二重(かつらの下地となる布)をつけることで、気が引き締まるんです。特に早朝の撮影だと、目がパッと開く気がして助かっています」と気合十分。殺陣のシーンでは、左腕で剣を操ることに「利き手の右手を使わず、左手での殺陣が成立するのか、最初は不安でした」とクランクイン前は戸惑いも。そんなとき、松平の迫力あふれる殺陣に圧倒され「自分も食らいついていかなければ」と奮起。普段の生活でも左手を意識して使うなどして地道にトレーニングを重ね「家重なりの戦い方」を見せるべく励む。
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