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『モアナと伝説の海2』V2!早くも前作の最終興収超え【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月10日 15時7分

 先週末(12月6日~12月8日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』が興行収入5,128万7,053ドル(約77億円)で2週連続となる首位を記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

 累計興収は2億9,932万6,066ドル(約449億円)となり、公開2週目で早くも前作『モアナと伝説の海』(2016)の最終興収2億4,875万7,044ドル(約373億円)を超える快進撃を見せている。世界興収は5億9,929万4,597ドル(約899億円)に達している。

 初登場組では、インド映画『Pushpa: The Rule - Part 2(原題)』が4位、韓国の小説・漫画を原作とするアニメシリーズの劇場版『俺だけレベルアップな件 -ReAwakening-』が7位、キリスト教系ポップデュオ、フォー・キング&カントリーのコンサート映画『For King + Country: A Drummer Boy Christmas - Live(原題)』が8位にランクイン。

 そんな中、唯一2,000館以上の大規模公開となったA24の『Y2K(原題)』は、興収211万3,923ドル(約3億円)しか上げられず9位と大苦戦している。2000年問題を題材にしたディザスター・コメディーホラーで、出演は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のジェイデン・マーテルや『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーなど。

 公開10周年でIMAX再上映となった『インターステラー』はわずか165館での上映で興収460万2,149ドル(約7億円)を稼ぎ出し、6位に入った。IMAXによると、クリストファー・ノーラン監督が“ベストなフォーマット”と語る70mmフィルムで上映された10館のチケットは完売だったという。(編集部・市川遥)

12月6日~12月8日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『モアナと伝説の海2』
2(2)『ウィキッド ふたりの魔女』
3(3)『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
4(初)『Pushpa: The Rule - Part 2(原題)』
5(4)『レッド・ワン』
6(初・再上映)『インターステラー』
7(初)『俺だけレベルアップな件 -ReAwakening-』
8(初)『For King + Country: A Drummer Boy Christmas - Live(原題)』
9(初)『Y2K(原題)』
10(5)『ザ・ベスト・クリスマス・パジェント・エバー(原題) / The Best Christmas Pageant Ever』

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