なにわ男子・長尾謙杜、ナポリタンにハマり太る 「年末までに痩せたい」

　なにわ男子の長尾謙杜が18日、有楽町朝日ホールで行われた映画『室町無頼』（2025年1月17日公開）ジャパンプレミアに大泉洋、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠監督と共に登壇。「年末までに帳消しにしたいこと」について告白した。

　直木賞作家・垣根涼介の歴史小説を、構想から足掛け10年をかけて『AI崩壊』『あんのこと』などの入江悠監督が実写化した本作。大飢饉（ききん）と疫病により荒廃した室町時代の京都を舞台に、初めて武士階級として一揆を起こした蓮田兵衛（はすだ・ひょうえ／大泉）ら無頼たちの戦いを描く。

　長尾は、大泉演じる兵衛に出会い地獄の修行を経て超人的な棒術を身につける才蔵を演じた。劇中では長尾がアクロバティックなアクションシーンを披露しており、大泉も「台本を読むと、長尾君のシーンは何ページもト書きが続き、最後に『一連で撮る』と書かれているんです」とかなり難易度の高いアクションシーンを要求されていたことを明かす。

　入江監督も「長尾君は本当に頑張ってくれていて、僕がOKを出しても『もう一回やらせてください』とお願いされるんです」とストイックに取り組んでいたといい、場内で大きな拍手が巻き起こった。

　長尾自身も出来上がった作品には満足しているようで「自分でいうのもあれですが、我ながら完成した映画を観るとカッコいいなと思いました（笑）」と照れくさそうに語っていた。

　そんな長尾だが、一揆を起こして借金などを帳消しにするシーンにちなみ「今年帳消しにしたかったこと」というお題に「ナポリタンにハマって食べすぎてしまい、いま太ってしまっているんです」と苦笑いを浮かながら「年末までに痩せて帳消しにしたい」と語る。入江監督も撮影中、重度のプレッシャーからラーメンを食べすぎて太ってしまったそうで、二人で炭水化物の魔力に取りつかれてしまっていることを明かし、会場を笑わせていた。（磯部正和）