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見逃せない2025年注目の邦画10選

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月1日 7時11分

『秒速5センチメートル』秋公開

 アニメーションの巨匠として日本のみならず、今や世界中からリスペクトを集める新海誠監督。映像美や音楽のセンス、美しいセリフなどで彼の“原点”とされてきた『秒速5センチメートル』が、新海作品で初の実写化。小学生、高校生、社会人と主人公の18年にわたる物語を、新海作品『すずめの戸締まり』にも参加した松村北斗が演じる。松村は本作の他にも『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)が公開され、2025年はさらなる飛躍が期待できる。監督はその瑞々しい才能で日本映画期待の星といわれる奥山由之。弟は昨年『ぼくのお日さま』が話題になった奥山大史監督だ。

『新幹線大爆破』Netflixで2025年世界独占配信予定

 配信の映画で2025年に大きな話題を集めそうなのが本作。1975年に高倉健が主演して大ヒットし、ハリウッド作品の『スピード』にインスピレーションを与えたという同名作のリブートだ。走行中の新幹線に爆弾を仕掛けた犯人が、乗客の命と引き換えに大金を手に入れようとする特大スケールの犯罪スペクタクルが、現代にどのようにアップデートされるのか。監督は『シン・ゴジラ』などの樋口真嗣ということで、VFXを駆使した度肝を抜くビジュアルに期待が高まる。主演は樋口監督とは『日本沈没』以来18年ぶりのタッグとなる草なぎ剛。Netflixならではの大胆なチャレンジ精神が満ちた力作になりそうだ。

『宝島』2025年公開

 第160回直木賞を受賞した真藤順丈の小説を映画化。第2次世界大戦後、日本に返還される前の沖縄で、米軍基地から盗み出したものを人々に配る“戦果アギヤー”と呼ばれた者たち。戦後20年にわたる彼らの激動の運命をつづっていく。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史がメガホンをとり、妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太らが共演。ハリウッドのスタジオも製作に名を連ねる日米共同製作で、沖縄で大がかりな撮影を敢行。日本映画の常識を超えたシーンが確約されている。沖縄の過去が日本の現在と地続きになる物語。作り手たちの熱量が伝わる、骨太な感動作がお目見えするのではないか。

『ブラック・ショーマン』2025年公開

 天才物理学者・湯川学の『ガリレオ』シリーズを生んだ、原作・東野圭吾×主演・福山雅治の名コンビが、新たに挑む話題作。世界各国で翻訳された東野のベストセラー「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が原作で、ラスベガスでも人気だった元マジシャンの神尾武史が主人公。鮮やかなマジックのテクニックを持ち、他人を騙すのも得意。何事にもクールに対処し、近寄りがたい、ある意味“ダークヒーロー”的側面をもつ神尾役で、福山の新境地が予感される。そんな神尾の姪で、彼と共に殺人事件解決に臨むヒロインに有村架純。2人のバディムービーとしての魅力を備えたミステリーが誕生する。

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