横浜流星「べらぼう」は「いい意味で大河ドラマらしくない」 同世代にも響く魅力
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月5日 6時2分
「例えば戦国時代のような合戦シーンはありませんが、商いの戦が展開され、ビジネスストーリーとしての側面もあるんです。喜劇的要素もあり、展開もスピーディーでエンタメになっている。森下先生が書かれた江戸時代の人々が陽気なキャラクターが多いこともあって、これまで自分の中では大河ドラマはどちらかというと堅い印象があり、だから若い世代は構えてしまう部分もあるのかなと感じていたのですが、この作品は違っていて。 だからこそ、これまで大河ドラマをご覧になっていない方や、自分と同じ世代の方々にも観ていただけたらと思っています。また、それが自分の使命とも思っています」
主人公・蔦屋重三郎(以降、蔦重)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子に。血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた彼は、貸本屋から身を興し、書籍の編集・出版業を開始。多くの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙」という挿絵をふんだんに使用した書籍でヒット作を連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構え“江戸の出版王”へと成り上がっていく。横浜いわく、蔦重の一番の魅力は「自分ではなく誰かのために動けるところ」だという。
「蔦重は今で言うと出版社の社長であり、プロデュース、営業、それら全て自分で担う。本当に多才な人物。なぜそうなったかっていうのは、元々持っているものもあると思うんです。情に厚かったり、責任感があったり、そして挑戦し、失敗してもめげないメンタルの強さ。さらに彼の行動力が凄まじく、いつも驚かされるのですが、それを深掘りすると、彼は常に誰かのために動いている。吉原、女郎、絵師、そして世の中のため。そういう風に思える人間は強いと思います。何倍もの力にもなりますし、協力も得られる。人としてリスペクトしていますし、自分もそうありたいと思います」
その一方で、蔦重は人間臭く情けないところもありながら「本来みながこう生きたいと思うような共感性が高い人物」だとも。役づくりにおいては、実際に蔦重が生まれ育った場所を訪れて当時の空気を感じたり、資料を読んだり、識者の意見を得たりさまざまな角度からアプローチしているという横浜。その一環として、日曜劇場「DCU」(2022)で共演し、2021年の映画『HOKUSAI』で同じ蔦屋重三郎を演じた阿部寛や、本作が6度目の大河ドラマ出演となる共演者の渡辺謙からアドバイスを得ることも。
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