スーパー戦隊50周年イヤー始動！白倉伸一郎「50年目にしてナンバーワンの戦隊を宣言する」記念ロゴ＆PVに謎のレッド登場

　「秘密戦隊ゴレンジャー」（1975～1977）から始まったスーパー戦隊シリーズの50周年を記念して、謎のレッドも登場するカウントダウンPVと記念ロゴが公開された。あわせて、東映・キャラクター戦略部担当の白倉伸一郎がコメントを寄せた。

　1975年4月5日に第1話が放送された「秘密戦隊ゴレンジャー」は、個性の違う5人のヒーローが「戦隊」として、赤、青、黄、桃、緑と違う色のスーツを身にまとい巨大な悪の組織と戦うという設定が話題となり、最高視聴率は22パーセントを記録。約2年間にわたって全84話がオンエアされる異例の長期放送となった。以降、スーパー戦隊シリーズは「仲間と共に困難に立ち向かう、子供たちの国民的チームヒーロー」として認知され、「戦隊もの」「戦隊ヒーロー」という代名詞的な言葉が誕生。現在放送中の最新作「爆上戦隊ブンブンジャー」に至るまで、常に進化を続けてきた。

　公開されたカウントダウンPV では、「ゴレンジャー」放映当時の1975年を彷彿とさせるブラウン管テレビが登場し、ハイビジョンへ時代の移り変わりを感じながら歴代のスーパー戦隊が次々と映し出されていく。カウントダウンが「1」になった時、モニターの裏側から「1」をぶった斬るヒーローのシルエットが。「50年目にして、ナンバーワンの戦隊」というナレーションと共に、そのヒーローのビジュアルが明らかになっていく。

　また、記念ロゴは“爆発”がテーマ。「スーパー戦隊とは爆発だ!!」と言わんばかりに、背景には戦隊の代名詞である5色の砲煙を背負う、ゴレンジャーと謎のヒーローのシルエットが描かれている。

　数多くのスーパー戦隊シリーズのプロデューサーを務めてきた白倉は「『人間五十年～』と信長は舞った。人生は短い。一瞬一瞬を懸命に生きろと。全スーパー戦隊が、懸命に生きた。シリーズを継承するためでも、バトンを次に渡すためでもなく、自分自身がナンバーワンになるために。その積み重ねの50年。それでも50年目にしてナンバーワンの戦隊を宣言する。全ての戦隊に引導を渡す。記念碑というリスペクトであると同時に、墓碑という決別でもある」と今後の展開を匂わすコメントを発表。クリスマス当日の12月25日、スーパー戦隊シリーズ50年目の“宣言”の全貌が明かされる。（編集部・倉本拓弥）