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「海に眠るダイヤモンド」斎藤工「荒木リナ」呼びに込めた思い 自身の考える“進平の最大の役目”とは【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月16日 10時0分

ーー塚原監督からの手紙の中で、印象に残っている言葉はありますか?

第4話で、進平がリナに瓜を渡し、来年も端島にいることを暗に約束させますが、「そこで振り返ったときの笑った顔が今回の進平のポイントです」と手紙に書いてあって。それに加えて「台本に書かれていない部分を作ってくれてありがとうございます」と、感謝の言葉が綴られていました。いつも感謝のお手紙をくれるのですが、こちらこそですよと思いながら、そのうれしさはやはり撮影でのエネルギーになるんです。だからといって役者のモチベーションを上げるために書いているわけではなく、率直な思いであることもわかる。だからこそ、皆さんもモチベーションが下がることがないんだろうなと思います。

ーーでは、最後に最終回までの見どころをお願いいたします。

終盤に向けて、進平は蘇ります!(笑)アクションゾンビ映画になる…というのは冗談で、これまでとはまた一味違う展開に。進平は亡くなってしまったけれど、彼の存在はずっとあって、それがとても丁寧に描かれています。進平の撮影は他の皆さんよりも早く終わってしまいますが、こんなに寂しさがないのは初めてかも。いつもならもっと作品から離れて客観的に見るようになるのですが、今回はまだ同じ船に魂が乗っている感覚です。生き残った人々に託した思いを見守りつつ、無事に最終話までたどり着くことを同じ船の中から応援していきたいです。

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」最終回2時間SPは12月22日(日)よる9時~10時50分(56分拡大)

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