「孤独のグルメ」2024大晦日SPは五郎が日本海＆長野へ、光石研ら豪華ゲストが発表！

　松重豊主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」、恒例となる大晦日スペシャルのタイトルが「孤独のグルメ 2024 大晦日スペシャル 太平洋から日本海 五郎、北へ あの人たちの所まで。」（12月31日よる10時～11時30分放送）に決定し、豪華ゲストキャストが発表された。

　今年で8連連続となる大晦日スペシャル。今回はそのタイトルの通り日本海へ、さらに長野にも井之頭五郎が降り立つ。横浜にある映画館の館長の頼みで“とある映画のフィルム”を八王子に届けることになった五郎。年末の仕事納めとして引き受けたはずだったが、行く先々でお願いを断れない五郎は予期せぬ事態に巻き込まれ、なぜかフィルムを運ぶため長野に向かうことになってしまう。愛車の MINI で、年末の休み返上で長距離運転に臨むも、とにかく腹が減り……。行く先で出会う至極のグルメ、そして、その地で出会う人々に触れ、映画のフィルムに込められた想いを知る五郎が描かれる。

　毎年、様々な土地で出会うグルメのみならず、人との出会いも見どころの本ドラマ。2024 年の締めくくりとなるゲストには、五郎に八王子へ“映画のフィルム”の運搬をお願いする横浜の映画館の館長・梶原俊幸役の光石研、その道中で五郎が寄るイタリア家庭食堂のママ役の雛形あきこ、八王子で映写機の貸し出しなどを行っている鈴木映画の鈴木社長の塚本晋也、長野で出会う焼き肉店の女将役の田中美佐子、少し気難しい映写技師の岩田誠二役の泉谷しげる、商工会婦人部の福永いずみ役の鈴木砂羽と豪華キャストが揃った。

　本スペシャルに続き、『劇映画　孤独のグルメ』（2025年1月10日公開）の公開も控える主演の松重からは、「もしこの大晦日 SP から映画への流れが視聴者の共感を得られず、映画の集客も見込めないような事態になれば、僕はかねて公言している通り、責任を取って『孤独のグルメ』から身を引きます。やるだけのことはやりましたので、あとは視聴者と観客の方々の判断に委ねます」と並々ならぬ覚悟のコメントが寄せられている。

　併せて公開された30秒PR映像では、「なんで毎年こうなるの?!」と肩を落とす五郎の姿から始まりつつも、さっそく至極のグルメに舌鼓を打ち幸せそうな姿に。ゲストキャストも次々に映し出されており、五郎とどう関わっていくのか、行く先でのグルメと共に、人と人との物語も気になる内容となっている。

　また、本スペシャルを挟む年末年始には、こちらも恒例となる過去作品のイッキ見放送が。12月30日の「孤独のグルメ 大晦日スペシャル」（2018）を皮切りに、地上波では昨年までの大晦日スペシャル、そして「孤独のグルメ Season5」や「孤独のグルメ Season6」、お正月スペシャルが、BSでは「孤独のグルメ Season2」や大晦日スペシャルが順次放送される。（高橋理久）

松重豊（井之頭五郎 役）

　シリーズ始まって 13 年、大晦日の特番を仰せつかって 8 年。挙げ句、年明け 10 日には劇映画「孤独のグルメ」も公開されます。この 2 年は私自身が音頭をとり、台本作りから全ての製作にも関わってきました。集大成と言ってもいい展開です。もしこの大晦日 SP から映画への流れが視聴者の共感を得られず、映画の集客も見込めないような事態になれば、僕はかねて公言している通り、責任を取って「孤独のグルメ」から身を引きます。やるだけのことはやりましたので、あとは視聴者と観客の方々の判断に委ねます。どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。 松重豊