「相棒23」元日SP、高嶋政伸が初出演 特命係“初代・第3の男”陣川公平も登場

　テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒」の元日スペシャル「相棒 season23 元日スペシャル『最後の一日』」が、2025年1月1日（よる9:00～11:15）に放送されることが決定した。高嶋政伸が「相棒」シリーズ初出演を果たすほか、原田龍二が演じる特命係“初代・第3の男”陣川公平も登場する。（高嶋政伸の「高」は「はしごだか」が正式表記）

　杉下右京（水谷豊）と亀山薫（寺脇康文）のコンビが通算10シーズン目を迎えた「season23」。2006年の放送以来、毎年恒例となっている今回の元日スペシャルでは、大晦日のテレビ局を舞台に、緊迫のリアルタイムサスペンスが展開する。

　「相棒」シリーズ初登場をはたした高嶋は「相棒は、長い歴史を持つ名作シリーズで、僕にとって憧れの作品。本当にうれしかった」とオファーを快諾。水谷と寺脇について「水谷大先輩は、僕の永遠のヒーロー。寺脇先輩は、いつも明るく緊張を解きほぐしてくださる素敵なアニキのような存在」と共演の喜びを語る。

　高嶋が演じるのは、国民的ニュースキャスターの桧山弘一。6時間生放送の年越し番組を前に4歳のひとり娘を誘拐された桧山は、犯人からの「予定どおり生放送を務めろ」という指示を受けて番組に出演。放送が進んでいくにつれ、犯人は桧山がひた隠してきた秘密をカメラの前で告白するよう要求し、桧山はひたすら追い詰められていく。桧山役について、高嶋は「さまざまな感情に揺れ動く、やりがいのある、役者冥利に尽きる、とても面白い役」と語っている。

　さらに、原田演じる捜査二課刑事・陣川公平も約1年ぶりに登場。陣川は、「season3」で誤認逮捕を起こして特命係に左遷された過去を持つ、特命係“初代・第3の男”。惚れっぽい性格から事件に関係する女性に好意を寄せ、特命係を巻き込んで空まわりすることが多かった陣川だが、今回は彼女に贈る指輪を選ぶため右京に付き添いを頼むほど入れ込んでいる模様。そればかりか、もうすぐ子どもが生まれるのだと告げる。事件の捜査とともに、陣川の恋の行方にも注目だ。

　伊丹憲一（川原和久）、益子桑栄（田中隆三）、小手鞠（森口瑤子）、美和子（鈴木砂羽）、甲斐峯秋（石坂浩二）、社美彌子（仲間由紀恵）、芹沢慶二（山中崇史）、出雲麗音（篠原ゆき子）、角田六郎（山西惇）らおなじみのメンバーも登場。さらに、藤本隆宏、高橋光臣、櫻井淳子、石丸謙二郎といったゲスト陣がスペシャルを彩る。