松たか子、「ロンバケ」出演が一つの分岐点に!「自分の考えだけで決まるものではないんだな」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月25日 6時15分
松が本作に出演する際「ぜひ」と脚本を読む前から前向きだったのが、演出を務める土井の存在。第54回ギャラクシー賞テレビ部門の優秀賞など数々の賞を受賞した「カルテット」で作品を共にした監督だ。
松は「土井さんの卒業制作的な意味合いもある作品だったので、お声を掛けていただけてすごく嬉しかった。その気持ちで本を待っていたんです」とオファーを受けたときのことを振り返り、「土井さんは多分、心の底では絶対『こうしてほしいんだけどな』という思いを抱えているはずなのですが、そういう素振りを一ミリも出さない。ずっと見守ってくださるんです」と特徴を挙げる。
一方で「何も言わないのではなく、どこかで誰も傷つけずに気づきを与えてくれるんです。それは俳優だけではなくスタッフさんも一緒」と称賛を続けると「多くのことを与えてくださるなか、ご自分もスタッフさんや現場でいろいろなことを吸収している。いろいろな人のエネルギーをご自分にも取り入れる柔軟さみたいなものを今回の現場では感じました」と語っていた。
作品では、葉子、都子、潮の三人に分岐点が訪れる。松にとっての分岐点を問うと「いろいろありますが、いまパッと思い浮かぶのは、初めて連続ドラマに出演させていただいた『ロングバケーション』(※1996年にフジテレビ月曜9時枠で放送)という作品ですかね」と切り出すと「ちょうど大学生になったばかり。19歳ぐらいのとき。もともと舞台をやりたくてこのお仕事の世界に入ったので、連続ドラマのお話に迷いがあったんです。でも『一つのチャンスかも』と周囲の方に助言していただき出演したことで、新たな道が開けました」とターニングポイントの一つになったという。
その後、松は数々の連続ドラマに出演するようになったが「あのときドラマに出ていなかったら、また違う道に進んでいたかもしれません。自分の人生ですが、自分の考えだけで決まるものではないんだなと感じる出来事でした」と振り返っていた。
2025年は本作からスタートする。松は「近年、1年に1本舞台をやっていたのですが、2024年はなかったんです。その分、ほかのお仕事で素敵な出会いもあったのですが、1年空いたことで『やっぱり舞台をやりたいんだな』と認識した1年でもありました」と語ると「2025年は後半に舞台があるので、元気に健やかに過ごせたらいいなと思っています」と抱負を語った。(取材・文:磯部正和)
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