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新戦隊「ゴジュウジャー」井上敏樹の娘・井上亜樹子が脚本執筆 演出は田崎竜太、東映・松浦大悟が初プロデュース

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月25日 5時0分

 スーパー戦隊シリーズ50周年記念作品が「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・2025年2月16日スタート)に決定し、制作スタッフ陣が明らかになった。これまで数々の特撮作品のプロデューサー補として活躍してきた松浦大悟(東映)の記念すべき初プロデュース作品となり、脚本に井上亜樹子、演出に田崎竜太(崎はたつさきが正式表記)という最強布陣で制作される。

 2025年に50周年を迎えるスーパー戦隊シリーズ最新作は、スーパー戦隊の中で最高最強の“ナンバーワン”を目指し、動物や恐竜といった獣(けもの)をモチーフにした新ヒーローが活躍する物語。ゴジュウウルフ(レッド、オオカミがモチーフ)、ゴジュウレオン(ブルー、ライオンがモチーフ)、ゴジュウティラノ(イエロー、ティラノサウルスがモチーフ)、ゴジュウイーグル(グリーン、イーグルがモチーフ)、ゴジュウユニコーン(ブラック、ユニコーンがモチーフ)の5人が、あらゆる分野でトップを極めた「ナンバーワン怪人」や、歴代レッドの力を持つライバルたちと戦いを繰り広げる。

 脚本を執筆する井上は、「仮面ライダーガッチャード」(2024)の印象的なエピソードを手がけたことも記憶に新しい。祖父は「仮面ライダー」の脚本に多数参加した伊上勝、父は「仮面ライダー555(ファイズ)」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の脚本家でおなじみの井上敏樹。一家3代にわたって「仮面ライダー」シリーズを手掛けた井上が、スーパー戦隊シリーズ50周年記念作の物語を紡ぎ出す。

 演出を担当するのは田崎は、「仮面ライダー」シリーズはもちろん、「魔進戦隊キラメイジャー」(2020)、「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021)、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022)など数々の特撮作品に名を連ねてきた。

 また、音楽は「ドクターX~外科医・大門未知子~」など話題作を手掛ける沢田完が担当。アクション監督は福沢博文、特撮監督は佛田洋とベテランスタッフも名を連ねる。東映の松浦プロデューサー、およびテレビ朝日の芝高啓介プロデューサーのコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

松浦大悟プロデューサー(東映)

「ナンバーワン戦隊とはなんなのか?」

50年という歴史は、恐ろしいものです。
途轍もなく膨大で、重厚で、奈落のようで。
想像すると足が竦み、手が震えます。

だけどそれでも、ヒーローたちなら上を向くはず。

相応しくないと、出来るわけないと嗤われるでしょう。
でもそれでいいと思います。
相応しくなくても、上を向くことぐらいなら出来るはず。
夢を見ることぐらいなら出来るはず。

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