横浜流星「べらぼう」蔦重と謎の少年・唐丸の関係語る 「撮影でも癒やしに」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月5日 21時2分
1月5日に初回を迎えた横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合・日曜よる8時~ほか)。物語は明和9年に江戸を襲った火災「明和の大火」から幕を開けたが、この火事で主人公・蔦屋重三郎(横浜)が出会ったのが少年の唐丸(渡邉斗翔)。ドラマの公式SNSなどで渡邉との仲睦まじい様子を見せる横浜が、蔦重と唐丸の関係について語った。
大河ドラマ第64作となる本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを世に送り出し、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎を主人公にしたストーリー。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ10「大奥」(NHK)シリーズなどの森下佳子、語りを綾瀬はるかが務める。
初回では迫りくる火のなか、蔦重が幼なじみの女郎・花の井(小芝風花)らを助けながら駆け回る姿が描かれた。時は明和9年、徳川家治の時代。江戸で発生した火事は三日三晩続き、類焼した町は934、死者1万4,000人、行方不明者4,000人以上にのぼった。蔦重は火事のなか、虚ろな目をした一人の少年を発見。「おとっつぁんは? おっかさんは?」と問うも彼には身寄りがないようで、この時以来、唐丸は吉原で暮らす蔦重の元に身を寄せるようになる。
本来、子供が暮らす場所としてはふさわしくない、大人の欲望渦巻く吉原において、蔦重は唐丸を弟のようにかわいがり、唐丸は火事の時と同一人物とは思えないほどはつらつとしている。過酷な境遇に置かれた女郎たちの身を案じるなど、もともと面倒見がいい蔦重だが、なぜ素性のしれない少年に自身の幼名(柯理<からまる>)をつけ、大切にしているのか?
横浜は「きっと火事の時の彼の目からいろんなことを感じたのだと思います。蔦重は人を見る能力に長けているので、“大丈夫か? おとっつぁん、おっかさんは?”と尋ねた時に彼の目に宿っていた感情を汲み取ったんじゃないかと。でも、だからといって蔦重は人の裏側、背景を詮索するようなことはしない。“何か辛いことがあるなら俺と一緒にいればいい”、そういう思いがある。ある種、唐丸の存在は蔦重の心の支えになっているとも思います」
唐丸は常に蔦重のそばを離れず仲睦まじいが、横浜は二人の関係を「蔦重を兄のように思っているんだと思います。自分の中では唐丸は、弟のように可愛がっている存在。でも唐丸もしっかりしていて。兄さん(次郎兵衛※蔦重の義理の兄/中村蒼)よりちゃんとしていますし(笑)、頼りがいのない兄さん、そして頼りがいのある弟のような感じです」と見る。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
たい たい たい尽くしの世の中を金なし、親なし、家もなしの蔦重が駆け抜ける!彼の始動のきっかけはひとりの女郎の死
OTONA SALONE / 2025年1月6日 20時31分
-
「べらぼう」唐丸役の渡邉斗翔、横浜流星とずっと一緒!おそろいの髪型でイベント登壇
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月5日 23時14分
-
横浜流星主演「べらぼう」初回、吉原の“光と闇”生々しい描写に反響 2度のタイトル回収も話題に
モデルプレス / 2025年1月5日 21時26分
-
「べらぼう」謎の少年・唐丸役は、2年連続大河出演の12歳
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月5日 21時10分
-
大河にスマホ登場!前代未聞のシーンに驚きの声
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月5日 21時1分
ランキング
-
1中居正広はテレビ&スポンサーに見放され芸能界引退危機…9000万円女性トラブルでCMや番組出演シーン削除
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月8日 11時3分
-
2吉沢亮の泥酔マンション隣室侵入騒動で「ソリオの呪い」再び…スズキ自動車がトバッチリのお気の毒
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月8日 9時26分
-
3「子供も見ているのに…」NHK大河『べらぼう』セクシー女優の“裸死体”に視聴者困惑
週刊女性PRIME / 2025年1月8日 12時0分
-
4中居正広の被害者が女性アナに相談も騒動拡大、露わになったフジテレビ“古い社風”の弊害
週刊女性PRIME / 2025年1月8日 6時0分
-
5ニッポン放送社長 中居正広番組 騒動後にも放送「クレームあった?」の質問に…
スポニチアネックス / 2025年1月8日 14時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください